Case Study

コクヨ株式会社

専門性の高いポジションの育休カバーにWaris人材を活用 ピンポイントでのマッチングが実現

週4日で企業法務人材を活用

Customer profile

コクヨ株式会社
人財開発部 部長 口村 圭 様

    • Q. Warisのサービスを利用し始めたきっかけについて教えてください。
    • 法務部で育児休暇に入るメンバーがおり、その補充が必要になったのですが、法務部は専門性の高い人材がそろった少数精鋭の部署でしたので、新たに人材を採用するのは難しいと頭を悩ませていたところ、Warisのことをお聞きしました。非常に高い専門性を持ちつつも子育て・介護等の事情で、ある程度時間を限定した中でその専門性を発揮できる方をご紹介いただけるというお話をお伺いし、もし我々の条件とマッチする良い方がおられるならば非常にありがたいと思い、まずはお話を聞かせていただいたというのがきっかけです。

 

    • Q. Warisのサービスのどこに魅力を感じられましたか?
    • いわゆる通常の人材紹介や人材派遣とは一線を画していて、ご登録者の方々がしっかりしたキャリアをお持ちで、人材としてのレベルが高いこと、そうした高い能力をお持ちの方々にフォーカスを当てているという点に魅力を感じました。時間や期間の制約がある中でも、専門性という強みを軸にしてきちんと成果を出していただける方に特化されているというところが、非常にユニークで印象的でした。

 

    • Q. 週4日の契約社員としてWaris人材を採用されてみていかがですか?
    • 元々、法務部には週1回の在宅勤務制度を利用している子育て中の女性がいました。家からメールを送る際には部署の全メンバーをCCに入れるといった工夫をしながら、ある程度制約のある状態でも働ける環境がありましたので、今回のWaris人材に関しても受け入れやすかったのではないかと思います。4日しかいないから困る、といった週5日勤務ありきの引き算の考え方というよりは、週4日を前提にした時にどのように仕事を組み立てるか、どのように生産性を担保するかというところに重きを置いているので、部署・本人双方ともこれといった問題は生じていません。ご本人はしっかりとした経歴や実績をお持ちで、仕事に対するコミットの高さが非常に際立っていますし、部署のメンバーとも相性がいいようなので、安心して仕事をお任せしています。

 

    • Q. 御社として働き方のフレキシビリティについてどのようにお考えですか?
    • 弊社には、オフィスファニチャー、ステーショナリー、通販という大きく3つの事業があるのですが、そのうちオフィスファニチャーの事業は、ただ家具や収納だけを売るということではなく、様々な働き方に合ったオフィス空間やレイアウトを提案し、それとともに弊社の製品を一緒に納めていくというビジネスになっています。そのため、特にファニチャー事業のメンバーは、お客様に提案しているワークスタイルを自分たち自身で実践していこうという意識は高いですね。しかし、グループ全体で見ると、まだまだ試行錯誤中であり、在宅勤務やフレックスタイム、育児休業などの制度はありますが、実際の活用レベルではまだ道半ばと感じています。そういう意味では今回のWaris人材採用の例は、現場のニーズが先にありますので、そのニーズに合わせて、柔軟な働き方や人材活用を実践するトライアルになったと考えています。

 

    • Q. 最後にWarisにメッセージをお願いいたします。
    • 育児休職後の就業条件のミスマッチや配偶者の転勤など、ご家庭・ご自身の事情で辞めざるを得ない社員が少なからずおられる中、そういった方々の「それでも働きたい」という就業意欲に応えられる機会を会社単独で提供するのはなかなか難しいのが現状ではないでしょうか。しかし、実際には専門性の高い人材にスポット的に来ていただきたいという企業側のニーズはありますし、時間や場所の制限がありつつも能力を発揮したい個人側のニーズもあると推測します。
      ですから、Warisのような企業が間に入って、その双方を的確にマッチングしていくことに意味があるのだと感じます。ママ人材の就労継続に貢献するというのはもちろんのこと、我々企業にとってもこれまでは想定できなかった柔軟な人材活用の仕方をご提案いただくことで、生産性の向上、ひいては企業の成長にもつながります。引き続き、良いご縁をつないでいただけるとありがたいなと思います。

 

  • コクヨ株式会社
  • http://www.kokuyo.co.jp/
  • ■設立/1905年10月
  • ■事業内容/ステーショナリー関連事業、ファニチャー関連事業、通販・小売関連事業
  • ■従業員数/連結 6,673名、単体 348名(2014年12月末現在)