イベントレポート|kay me×Waris共催ウェビナー『悩みがちなシチュエーション別で解説!TPO×誰と会うかが鍵となるエグゼクティブの戦略的な洋服選び』

2024年2月27日に開催した、kay me×Waris共催ウェビナー『悩みがちなシチュエーション別で解説!TPO×誰と会うかが鍵となるエグゼクティブの戦略的な洋服選び』レポートをお届けします。

今回は、 「挑戦する人を応援する」をミッションに、忙しい女性の課題解決服を世界中に展開しているkay me株式会社代表取締役の毛見純子氏と、店舗を含めてこれまで10,000人以上のスタイリングを手掛けてきたパーソナルスタイリストのみなみ佳菜氏にご登壇いただき、エグゼクティブ女性だからこそこだわりたい「ビジネスシーンでの服装選びのコツ」をお伝えするセミナーを開催しました。

本レポートでは、パーソナルスタイリストによる服装選びのメソッドや、スーツからワンピースまで多様な仕事場面に適した戦略的なファッションスタイルについて、エグゼクティブ女性を多数顧客に抱えるkay meのファッションを例に、ご紹介いたします。


▼目次
1. フォーカジランク、TPPOとは?
2. 【シチュエーション別】カンファレンスへ登壇する日の服装
3. 【シチュエーション別】クライアント様との会食時の服装
4. 【シチュエーション別】お詫び・お金を借りる時の服装

1. フォーカジランク、TPPOとは?

まずは、みなみさんより、フォーカジランクとTPPOについての解説がありました。

フォーカジランクとは?

フォーカジランクとは、「フォーマル」と「カジュアル」のランキングチャートのことをいいます。通常、服装といえば、「仕事の時に着るカチッとした服」と「仕事以外の場面で着るカジュアルな服」の、二極構造で認識している人が多いと思います。実は、服装というのはオンとオフで二極化しているわけではなく、フォーカジランクのように5段階で考えると自身が置かれているシチュエーションにフィットする服装となることが多くなります。

ランキングチャート上の「オフィスカジュアル」と「ビジネス」は、ジャケットを着るか否かで分かれると認識すると良いそうです。

TPPOとは?

「TPOに合わせた装いを」とよく言われますが、TPOとは「Time(いつ)、Space(どこで)、Occasion(何をする?)」のことを言います。TPPOとは、TPOに「Person(だれと)」を加えたものです。この「だれと」を意識して服装選びをすると、自他ともにそのシチュエーションに適切な服装になりやすくなります。「だれに何を伝えたいのか」を考慮した服装選びをすることで、服装を通じて相手に伝えたいことがきちんと伝わり、与えたい印象をそのまま与えることができます。

また、そのシチュエーションでお会いする相手を想って、いただいた装飾品を着けたり、相手が好きな色・似合う色をまとうことも、相手の潜在意識に働きかけるアプローチになるので、おすすめです。
そして、服装選びは、ご自身のキャラクターを尊重することが大前提となります。
ご自身の内面にあるお人柄のなかで、フォーカジを取り入れて服装選びをしてみることた大切であり、ご自身のキャラクターまでも変えようとしてしまうと、自身も苦しくなるし、相手に伝えたいありのままの自分をうまく捉えてもらえません。

今流行りのパーソナルカラーについては、実は60年以上前から存在するそうです。顔回りにオフホワイトを取り入れると、下にビビッドな色を合わせても自分の好きな色を組み合わせても大体は違和感なくフィットするので、パーソナルカラーは参考程度にみておけば問題ありません。今はユニクロさんやアットコスメさんなどでAIパーソナルカラー診断ができたりするので、参考程度に取り入れてみると良いかもしれません。

次に、多様な仕事場面に適した戦略的なファッションスタイルについて、エグゼクティブ女性を多数顧客に抱えるkay me代表取締役毛見さんと、パーソナルスタイリストみなみさんより、解説いただきました。

2. 【シチュエーション別】カンファレンスへ登壇する日の服装


カンファレンスへ登壇する日の服装のポイントは3つあります。
まず1つ目に、信頼感を醸し出すデザイン・カラーを意識すること、
2つ目に、顔まわりに明るい色を取り入れてイキイキとした印象を与えること、
そして3つ目は、同系色でまとめるより思い切ったコントラストを活用することで壇上でも映える装いになります。

3.  【シチュエーション別】クライアント様との会食時の服装

クライアント様との会食時の服装の3つのポイントは、
まず1つ目に、ビジネスにも対応しつつ会食にふさわしいスタイルにすること。
会食では椅子に座ることが多いためスカートの丈などにも気を遣う必要があります。

そして2つ目に、自分に期待されている立ち位置を意識すること。
自身よりも、たてなければならない存在の会食メンバーがいる場合は、
自分が注目を集めやすい服装ではなくシックにまとめます。

3つ目のポイントは、ジャケットを脱いでも1枚でも決まるワンピースなどが最適。
“華”を求められる会食の場では、人柄を表現する「プリントデザイン」を有効に使うのがコツです。

4. 【シチュエーション別】お詫び・お金を借りる時の服装

最後に、お詫びする時やお金を借りる時に適切な服装とは何でしょうか。
1つ目のポイントは、「誠心誠意」を表現する色であるダークネイビーを活用すること。
喪服に代表されるように、誠意を込めた服装は黒であると認識している人が多いと思いますが、実は黒はモード・シャープ・尊厳威厳というメッセージを発します。実は黒よりもダークネイビーのほうが上品・奥ゆかしさ・誠意・信頼感という印象を与える効果があるそうです。

そして2つ目のポイントは、ここぞという場面では上下同じ素材で作られているスーツを着ること。
最近では割とフォーマルな場であっても上下素材や色の違うスーツを着ることが一般的にはなっていますが、「今日はスーツを着て誠意を見せたいです」というそのままのメッセージを発したい場合は、やはり上下同素材のスーツが必須です。

3つ目のポイントは、ラクしようと思っているという印象を与えないために、伸びる素材であっても上質なストレッチ素材のスーツを着ること。kay meのスーツは、ストレスフリーなストレッチ素材を使用していますが、上質な生地を使用しているためだらしなく見えずに着心地とフォーマル感を両立しています。

年齢や役職に相応しいファッションアイテムの必要性を改めて感じる事が多いなか、「仕事用の服がマンネリ化している」「自分に似合う服がよくわからない」・・という方はぜひご参考になさってください。

 

■kay me公式ページ
「挑戦する人を応援する」忙しい人のための課題解決ブランド
https://kayme.com/jp/

■みなみ佳奈 公式ページ
働く大人の女性のためのパーソナルスタイリスト
https://kana-minami.com/

​​​​​■Warisエグゼクティブとは?

企業経営の多様性を推進する女性役員(取締役、監査役、執行役員など)をご紹介するサービスです。以下3つの特徴があります。

【経営経験や専門性を有する女性人材をご紹介】
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