不妊治療・婦人科疾患(PMS/PMDD)と仕事を両立させる方法は?
「不妊治療のために、体調を整えながら仕事を続けていきたい」
「婦人科疾患(PMS/PMDD)があって、フルタイムでの仕事は難しいけれど、キャリアを継続したい」
など、不妊治療や婦人科疾患と、仕事の両立に悩む女性は少なくありません。
とはいえ、婦人科の悩みは、特にビジネスの場では口にしづらいもの。
そこで今回は、不妊治療や婦人科疾患(PMS/PMDD)と、仕事の両立に悩む女性の実態、そして無理なく両立するための2つの方法をお伝えします。
つい我慢してしまう女性ならではの悩み
婦人科系の悩みや違和感があっても、つい我慢してしまうことはありませんか?
それは仕事への責任感だけでなく、「婦人科系だから・・」という考えが、我慢の理由になってはいませんか?
「婦人科系の悩みは『我慢することが当然』だと言われて育った」
「ビジネスの場で女性特有の事柄を持ち出すのは良くないと考えてしまう」
などの理由で、口にすることをためらう女性が多いのです。
不妊治療や婦人科疾患(PMS/PMDD)を理由に、昇進を辞退する女性もいる
日本医療政策機構の調査によると、働く女性の中で何らかの婦人科疾患を抱える方は17%にのぼるといわれています。
そして、年間の医療費と労働損失は6.73兆円以上と言われています。
実際に、職場で昇進を打診されたことがある女性の中で、婦人科疾患を理由に辞退した女性は6割、更年期の症状を理由に辞退した方は約半数、という調査結果もあるほどなのです。
働き続ける女性が増えた現代では、女性の健康と仕事の両立は、企業にとっても重要課題の一つ。
突然の退職や業務終了が続くと、企業としても大きなダメージを受けることになるためです。
両立する方法1:業務分担や仕事の進め方を見直す
不妊治療や婦人科疾患(PMS/PMDD)の悩みを抱える女性は、長時間労働や、業務過多が体の負担となっていることがよくあります。
我慢を重ねると、仕事の質や周囲とのコミュニケーションにも、影響が出てしまいます。
そんな時は、責任ある仕事を任されている女性だからこそ、職場に働きかけて、担当業務、働く場所や勤務時間の見直しができないか動いてみましょう。
自分の担当業務を洗い出すことで、自分でなければならない業務なのかどうかを、客観的に見直すことができます。
一人ですべてを抱え込まず、業務分担や仕事の進め方を見直すこと。
それが、女性自身にとってだけでなく、職場全体の環境改善につながるキッカケになるかもしれません。
両立する方法2:「手放したくないもの」「手放してもよいもの」を決める
不妊治療や婦人科疾患(PMS/PMDD)などの理由から、働く環境や時間の制約ができたときは、自分自身のキャリアパスを見直すいい機会でもあります。
体調が改善した後や、将来出産して子どもが成長した後に、「どこで」「どのような仕事を」「誰と」していたいでしょうか?
正社員として週5日、フルタイムで出社しなくとも、リモートワークやフリーランスという働き方の選択肢もあります。
「手放したくないもの」「手放してもよいもの」を明確にし、思い描くキャリアに向かって経験値を上げておくことで、自信がつきます。
そして、さらに難易度の高い仕事にチャレンジしやすくなるのも、大きなメリットの一つになるはずです。
この機会に、ご自身のキャリアパスについて、改めて見直してみませんか?
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