女性は正社員として何歳まで働く?平均退職年齢とキャリアの築き方

女性は正社員として、いったい何歳まで働くのが平均的なんだろう?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?

厚生労働省の調査によると、正社員として定年を迎えた女性の約9割が継続雇用を選択し、65歳以降も働き続ける女性は4人に1人というデータもあります。つまり、多くの女性が「働ける限り働きたい」と考えているのが実情です。

とはいえ、大切なのは「何歳まで」という年齢のゴール設定だけではありません。ライフイベントの変化にしなやかに対応しながら、自分らしいキャリアを築いていく“質”の視点こそが重要です。

この記事では、女性の正社員としての平均的な働き方の実態から、年齢に縛られないキャリアの築き方までをご紹介します。

1. 正社員として何歳まで働くのが理想?

正社員女性の半数以上が「働ける限り働きたい」と回答

共働き夫婦が増え、育児をしながら正社員として働き続ける女性が多くなってきました。女性のライフステージに関するアンケートによると、回答者の半数以上が「正社員として、働ける限り働きたい」という希望を持っているという結果が出ています。

一方で、同じ会社で正社員としてずっと働き続けるとは限らず、転職やライフイベントをきっかけに雇用形態を変える女性も少なくありません。社会で女性が活躍する機会が増えるなか、「何歳まで」「どのように」働くかという価値観も、一人ひとり多様化しています。

女性は正社員として何歳まで働く?平均退職年齢のデータ

令和4年の調査によると、60歳定年の企業で定年を迎えた女性正社員12万5625人のうち、89%にあたる11万1757人が継続雇用を選び、引き続き働くことを選択しています(参考:高年齢者雇用状況等報告 – 厚生労働省)。さらに、65歳以上の女性でも4人に1人が収入を伴う仕事を続けているというデータもあります(参考:高年齢者雇用状況等報告 – 厚生労働省)。

つまり、女性が正社員として働く「平均的な引退年齢」は、定年である60歳や65歳よりもさらに先にあると言えるでしょう。女性の社会進出が進み、男性だけでなく女性も「生涯現役」で働くことが当たり前になりつつあるのです。

2. 女性が定年後も正社員で働き続ける理由

働く女性の価値観は多様化していますが、定年後も正社員として働き続ける理由には、主に「経済的な要因」と「生きがいや自己実現」の2つの側面があります。

年金だけでは不安だから

女性が正社員として働く上での問題として、年金だけでは不安という点が挙げられます。

現在の年金制度では、女性は結婚や出産による就業中断などにより、男性よりも受給額が低くなる傾向にあります。また、平均寿命が男性より長いことから、老後の生活資金をより多く必要とします。実際、60歳以降も働く女性の約7割が「経済的な理由」を挙げているようです。

ライフもキャリアも充実させる「フルキャリ」という価値観

経済的な理由に加え、より積極的な動機から働き続ける女性が増えています。近年、仕事(キャリア)とプライベート(ライフ)双方の充実を追求する「フルキャリ」という価値観が働く女性の主流になっています。

弊社Waris(ワリス)が実施した調査でも、転職理由として「ワークライフバランスの実現」と同じかそれ以上に「成長機会」や「評価・昇進」を求める声が多いという結果が出ています。仕事を通じて成長したい、社会に貢献したいという意欲は、年齢に関わらず人生を豊かにする大切な原動力なのです。

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3. 年齢に捉われない、自分らしいキャリアの築き方

女性が長く働き続けるためには、変化にしなやかに対応できる、自分なりのキャリアの軸を持つことが重要です。ここでは3つのポイントをご紹介します。

キャリアを「ジャングルジム」で考える

キャリアというと、上へ上へと昇る「はしご」をイメージしがちですが、Warisでは「ジャングルジム」のように捉えることを提案しています。 ジャングルジムは、上に登るだけでなく、横や斜めにも自由に移動できます。

年齢とともに上級職を目指すだけでなく、異動やプロジェクト参加で経験の「横幅」を広げたり、専門性を磨いて「深さ」を追求したり。ライフステージに合わせて働き方を柔軟に変えながら、自分だけのキャリアを立体的に築いていきましょう。

「ありたい姿」から逆算してスキルを掛け合わせる

変化の激しい時代に求められるのが「リスキリング」です。大切なのは、単に流行のスキルを学ぶのではなく、将来の自分の「ありたい姿」から逆算して、必要な学びを選ぶ視点です。

さらに、これまでの経験と新しいスキルを組み合わせることで、あなたの「希少性」は高まります。 例えば、人事経験者がデータ分析を学べば、より戦略的な採用を担える人材になれます。こうしたスキルの掛け合わせが、年齢を問わず求められる市場価値につながるのです。

ライフプランを明確にし、周囲を巻き込む

理想の働き方を実現するには、まず自分自身が「どのような人生を送りたいか」を明確にすることが第一歩です。

その上で、パートナーや家族、職場に自分の意欲をしっかり言葉にして伝え、協力を得ることが不可欠です。 「子育て中はセーブしたいけれど、仕事を通じた成長も大切にしたい」といった想いを発信することで、周囲の理解を得られ、活躍の機会を失わずに済みます。

4. まとめ

女性が正社員として何歳まで働くかは、個人の意思やライフステージによって異なり、一概には言えません。しかし、定年後も働き続ける女性が平均して8〜9割にのぼるというデータからも分かるように、「長く働きたい」と願う女性は決して少数派ではないのです。

大切なのは、年齢というゴールにとらわれず、ジャングルジム型のキャリアのように、しなやかに自分らしい働き方を選び続けること。もし今、正社員としての今後の働き方やキャリアプランに迷いがあるなら、一人で悩まず、Waris転職でキャリアのプロに相談してみませんか?


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