業務委託で中途採用のスピードと質を上げませんか?【プロ人材の活用事例付き】
中小企業の組織維持拡大に必要不可欠な人材採用。しかし中小企業には知名度や資金力の制約などにより、とりわけ「優秀な人材」や「即戦力となれる人材」の獲得は簡単ではありません。
一方で個人側は、コロナ禍なども経て働き方や働くことへの価値観の多様化が進み、特に優秀な即戦力人材が、1社で働くのではなくフリーランスや副業として「自分らしく働く」スタイルへの転換が進んでいます。
日経産業新聞の報道によれば、国内で1年間の報酬総額は約20兆円で5年前と比べて約2倍となり、人数は257万人で派遣社員を上回るなど、フリーランスは労働市場において大きな存在感となっています。
またフリーランスの2割は年収が400万円から600万円未満、1千万円以上も1割に達し、正社員平均年収等と比較しても遜色なく稼ぐ層ともいえます。こうした方々が、特定のスキルを有する「プロ人材」として、既にさまざまなフィールドで大活躍されています。
一方で、こうした「プロ人材の活用」は、まだまだごく一部でしか認知が進んでおらず、とりわけ、いわゆる中小企業ではその多くが「雇用」を念頭に置いた採用活動しかしていないのが実態です。これは大変「もったいない」事ではないでしょうか?
雇用想定の採用”だけ”に固執せず、こうした優秀なプロ人材を「目的に即して賢くシェア」する発想こそ、これからの時代の人材獲得において必要なリテラシーになると考え、今回の記事を作成しました。
「プロ人材の活用」を選択肢として知っていただき、自社における活用をとおひとりでも多くの方に考えていただくきっかけとなれば幸いです。
▶すぐに事例集を掲載したホワイトペーパーをダウンロードしたい方はこちら
【この記事はこんな方にオススメです】
✓中小企業やベンチャー、スタートアップにて、採用をはじめ派遣など人材調達に関する企画~実務を1人or少人数で担う立場にいる
✓組織としては拡大成長を志向しており、人材不足は常に課題感として強い
✓雇用契約を想定した社員の採用や派遣による人材調達はイメージがつくが、 “業務委託”や”フリーランス”はあまりイメージできない
▼目次
1. 業務委託と雇用の違い
2. 業務委託によるプロ人材活用はどういったときに有効?
2-1. コストを抑えつつスピーディにリソースを獲得したい
2-2. 業務範囲や量は週5日もいらない
2-3. 課題解決のスピードを上げたい
2-4. 社員をコア業務に集中させたいい
3. プロ人材の探し方と注意点
3-1. コストを抑えつつスピーディにリソースを獲得したい
3-2. 業務範囲や量は週5日もいらない
3-3. 課題解決のスピードを上げたい
4. 具体的に「プロ人材」ってどんな人材?
4-1. シーン①法人営業
4-2. シーン②デジタルマーケティング
1. 業務委託と雇用の違い
材調達が必要になったとき、正社員や契約社員・アルバイト・パートといった雇用契約以外にも、派遣法に基づく派遣契約、特定の業務範囲を委託する業務委託契約など、いくつもの人材調達手段があります。
2. 業務委託によるプロ人材活用はどういったときに有効?
個社ごとにさまざまな背景があるものの、特に下記のような状況では、専門性が高く、業務範囲が特定しやすく、必要な期間だけの稼働ができるプロ人材(外部人材)への業務委託が有効です。
コストを抑えつつスピーディにリソースを獲得したい
・優秀な人材がなかなか正社員採用できず、プロジェクトがスケジュール通り進まない
・緊急度低いが重要度高く、やりたいけれどやれていない課題感強い業務である
業務範囲や量は週5日もいらない
・人件費(固定費)ではなく変動費リソースとして、必要な時間・範囲のみ活用したい
・人材リソースは足りていないが、かといって週5日フルタイム稼働まではいらない
課題解決のスピードを上げたい
・社内には知見がなく解決できない、難易度の高いミッションを依頼したい
・同質性高い社員と違った知見・ノウハウ・ネットワーク導入を通じて社内イノベーションの機運を創出したい
社員をコア業務に集中させたい
・事業としては必要な業務だが、社員にはもっと重要度高い業務に集中させたいので、社外のプロに任せたい業務がある
3. プロ人材の探し方と注意点
プロ人材活用はあくまで課題解決の手段であり、その企業がどう成長したいか、どういう姿を目指したいかを明確にしたうえで活用を考える必要があります。
このため重要なポイントを3つにまとめます。
ゴールの明確化
ゴールの明確化は、プロ人材活用成功のために一番大事なポイントです。
既存の社員や新規採用ではなく、プロフェッショナルの力を借りて解決したい課題は何なのか。目指したいのはどのような状態か。
これらを明確にした上で、プロ人材に対する期待役割を設定していきます。
現場の巻き込み
プロ人材への発注責任者の他にもコワークするメンバーがいる場合、そうした関係者が全員しっかりとプロ人材の活用目的や期待役割を理解していることは、プロジェクトの成功を大きく左右します。
発注先を検討するタイミングで目線合わせを行い、必要に応じてコワークメンバーにも面談に同席してもらったり、稼働初日にキックオフを行うことをお勧めしています。
こまめなマネジメント
企業とフリーランスが対等な立場に立ち、プロジェクトを成功させるためにこまめなコミュニケーションをとることが大事です。
また、稼働開始後に現場の状況が変わることはベンチャー企業では日常茶飯事ですが、そんな時にもゴールをぶらさず、相互にコミュニケーションをとりながら随時軌道修正を行っていくことが必要になります。
4. 具体的に「プロ人材」ってどんな人材?
以下、できるだけ具体的に「プロ人材」のイメージを読者の皆様に掴んでいただけるよう、実在する中小企業のA社様を想定し、プロ人材活用イメージを紹介していきます。
【A社】(●●県)設立40年、従業員数22人
物流/配送事業者向けに特殊な強化素材によるタイヤなど資材を製造・販売・提供するメーカー
シーン①法人営業
■ 主な背景・課題感
・営業が新規獲得に追われ、リピート受注が取れていない
・競合に競り負け失注が増えた
・若手や業界未経験者がほとんどで、育成はOJTのみ
・インサイドセールスやカスタマーサクセスの立ち上げを進めたい
■ 例えばこんなプロ人材がいます
✓量・質ともハイレベルな成果にこだわる法人営業のプロ!A様(20代)
・新卒よりパートナー営業に従事
・セールスマーケティングとして各データを分析、各人のアクションへ落とし込み、全体の営業成績の大幅改善へ貢献
✓S立上げのスペシャリスト!B様(30代)
・新規商材の販路開拓や営業体制構築に強み
・SMB~上場企業まで幅広い対象の法人営業を経験
・コンサルファームでの経験、および営業マネジメント経験あり
シーン②デジタルマーケティング
■ 主な背景・課題感
・商材は●●県だけでなく全国から引き合いがあり、インターネットで効率良く集客したい
・B向けデジタルマーケに精通しているメンバーがいないが、いい人から応募が来ず、若いという理由で新卒2年目がSNS等を運営している
・現状は公式HPやSNSがある程度、具体的な成果がみえにくい
■ 例えばこんなプロ人材がいます
✓集客に強いWebマーケター!A様(40代)
・多様な業界にて、ターゲット定義・集客戦略立案~実務まで一気通貫で支援
・自身で会社を立ち上げてきた経験から経営者としての視点が強く、課題抽出力・提案力に優れる
✓コンテンツ企画から執筆、ディレクションまでまるっとお任せ!B様(30代)
・事業会社やWEBコンサル会社でWEBディレクターとしての経験を積む
・CV施策を通じて企業の売り上げ拡大に貢献
・自走性高く、0からの立ち上げも出来る推進力が強み
▶具体的な事例集を掲載したホワイトペーパーのダウンロードはこちら
3. 5. 中途採用の選択肢にプロ人材の活用を!
弊社サービス「Warisプロフェッショナル」は、広報やマーケティング、事業開発、人事・経理財務などビジネス系プロフェッショナル領域の仕事ニーズと女性フリーランスをマッチングするサービスです。
・社員に限らず、高いパフォーマンスが発揮できる人に仕事を依頼したい
・新規事業など社内知見の不足をプロフェッショナルに支えてほしい
・社外の知見やモノの見方を取り入れて組織の多様性を広げたい
こういった継続的なイノベーションを実現する女性×ビジネス系フリーランスをご紹介しています。
プロ人材の活用を検討するなら、Warisへぜひご相談ください。
プロ人材と企業のマッチングを10年営んできたノウハウを生かし、あなたの企業の経営課題や事業課題に寄り添い、ピッタリの人材やソリューションをご提案します。
▶この記事の詳細と具体的な事例集を掲載したホワイトペーパーのダウンロードはこちら
▶ ビジネス系フリーランスを中心としたプロ人材紹介「Warisプロフェッショナル」
https://lp.waris.co.jp/consult2024
▶具体的にどんな人材がいるのか?自分で探してみたい方は人材検索へ
https://waris.jp/front/partner