「技術だけでは社会は動かない。人の力が必要だ」~サポートCOOアプレンティスシップ講座レポート

「技術だけでは社会は動かない。人の力が必要だ」

2025年2月、社会課題解決に取り組む企業を支える“右腕人材”を育てるためのリスキリングプログラム「サポートCOO アプレンティスシップ(徒弟制度)プログラム」を、革新的な科学技術を持つディープテックスタートアップに特化した経営のプロフェッショナルチームの株式会社チームアルマダとWarisで開催しました。

「サポートCOO」とは? 〜DTSU(ディープテックスタートアップ)にこそ“おかん力”が必要〜

今回のプログラムでは、Warisならではの“しなやかな経験”をもつ女性たちが集結。彼女たちが目指すのは、「サポートCOO」という新しいキャリアのかたちです。

「サポートCOO」とは、ディープテックスタートアップのCEOを裏側から支えるNo.2的存在。事業戦略を理解し、チームをまとめ、現場を回す――いわば“縁の下の力持ち”のような役割です。難解なテクノロジーや急成長する環境の中で求められるのは、冷静な判断力、実行力、そして人を巻き込む“あたたかさ”。

Warisの女性人材がもつ「段取り力」や「現場感」「包容力(≒おかん力)」が、DTSU(ディープテックスタートアップ)において、いま求められているのです。

“リアルな熱”に触れた2日間の集合講座

Phase1の集合講座は、2月6日と21日の2日間にわたって開催されました。

1日目は、チームアルマダ社によるリアルなトークやスタートアップの現場事例、そして“これからの働き方”に向き合う講義を中心に実施。その中でも、「ディープテックスタートアップにこそ、包容力を持ち、組織のメンバーをつなぐ役割を担う役割、人材が必要」という話が印象的でした。

参加者からは、

  • まさにスタートアップの空気感を味わえた
  • “専門知識がなくても貢献できる”という言葉に励まされた
  • 山地さんの話にわくわくが止まらなかった!
  • など、学びと高揚感が伝わる声が多く寄せられました。

    2日目は、より実践的な内容へ。特に盛り上がったのは、グループワーク形式で行われた「シーズ技術から事業ストーリーを描き、プレゼンする」セッション。

    技術の種から社会実装に向けたストーリーを描き、即席チームで役割分担しながらピッチに挑む――

    まさにスタートアップさながらのスピードと柔軟性を体感する貴重な時間となりました。

    参加者の声 〜共感と気づきの連鎖〜

    受講後には、参加者から前向きなフィードバックが続々と届きました。

  • この講座で“自分の強み”がくっきりした
  • 参加者同士のやり取りからも多くの学びがあった
  • おかん力、使えるかも!と思えた瞬間があった
  • チームアルマダさんのリアルな話が心に刺さった
  • 他にも「フラットな空気が心地よかった」「グループが変わるごとに視点が広がった」など、多様な方が集まる講座の中で相互作用が生まれたことも印象的でした。

    Warisは、これからも「人の力」で社会を変えていく

    今回のリスキリングプログラムは、Warisにとっても、アプレンティスシップ(徒弟制度)プログラムの取り組み、そして、「ディープテックスタートアップ×女性× 社会課題解決」という、新しいチャレンジでした。

    社会の変化と共に、キャリアの形も変わる時代。

    Warisは、経験やスキルだけでなく、「人としての在り方」そのものを武器に変えていける場づくりを、これからも進めていきたいと思います。

    プログラムにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!