モーニングページを成功させる4つのポイント~イライラが軽くなって人生が変わる~
「モーニングページ」を知っていますか?
朝、目が覚めたらすぐにノートを広げて、心に浮かんだことを書くだけ。
それだけで気持ちが前向きになったり、イライラがぐっと減る・・・って一体どういうこと!?
さっそく、モーニングページを成功させる4つのポイントを見ていきましょう!
▼目次
1. 起きたらすぐに書く
2. 何を書いてもいい。とにかくページを埋める
3. できるだけ毎日、まず12週間続けてみる
4. 人に見せない。自分でも8週間は読み返さない
1. 起きたらすぐに書く
「育児や家事が気になって、なかなか仕事に集中できない」
「ちょっとした悩みや不安、会社員時代は同僚と愚痴を言い合ってスッキリできたけど、ひとりの時にイライラしてしまう・・・」
「モーニングページ」は、そんな方にぜひおすすめしたいツールなんです。
用意するものはたった2つ。
お気に入りのノートと、書きやすいボールペン。
仕事ではPCしか使わないという人も、モーニングページにはあえてペンとノートを使ってみてください。
準備ができたら20分早起きして、さあ、ノートを広げましょう。
朝、早起きすると、ついメールをチェックしたり、部屋を片付けたりしたくなるかもしれませんが、ここはぐっとこらえて、そのままモーニングページを始めます。
「起きたばかりの、まっさらな頭で」書き始めることが、モーニングページの大切なポイントです。
2. 何を書いてもいい。とにかくページを埋める
早起きした。ノートの準備もOK。それで、何を書けばいいかって?
答えは簡単。「何を書いてもいい」んです。
心に浮かぶことをそのまま、どんどん書いていきましょう。
上手に書こうとか、素敵な文章を書こうと思う必要はありません。
たとえば、もう10年以上モーニングページを実践している私のある日のノートは、こんなふうに始まります。
『眠い。昨日も息子の夜泣きであんまり眠れなかった。洗濯機を回して寝たつもりだったのに、スイッチが入っていなかった。あのTシャツじゃないと保育園に行かないって次男が駄々をこねるのに、どうしよう。明日締め切りの原稿、まだ全然書けていない。今日中に何とか時間を作らなくちゃ…』
あるいはまた、別の日。
『今日は天気がよくて、いい気分!窓を開けたら、鳥の声が聞こえた。子どもたちが起きたら、久しぶりに布団を干そうかな。関係ないけど昨日読んだあの本、すごく面白かったなあ…』
気になること、腹が立ったこと、楽しかったこと、将来の展望、とにかく何を書いても構いません。
書くことが何もないときは「書くことが何も思いつかない」、こんなことをやって本当に意味があるのかな…と疑いたくなる時は「モーニングページなんて本当に意味があるの?」と書いてください。
ここで大切なのは、「心の中にあるものを、いったん全部出し切る」ことです。
3. できるだけ毎日、まず12週間続けてみる
「えー、12週間って3ヶ月ってこと!?ムリムリ、忙しくってそんなに続かないよ」
と思いますよね? 私もそう思いました。
毎年新しい日記帳を買って、ほとんど真っ白なまま1年を終える人間でしたから。
でも、モーニングページだけは、途中、仕事の繁忙期などで休む時期もありつつ、ほそぼそと10年続いています。
これまでに書いたノートの数は、たぶん全部で40冊くらい。
もちろん、毎日欠かさず絶対にやらなければ意味がない・・というわけではないですよ。
お休みの日があってもOK、というくらいのゆるい気持ちで、まず始めてみてください。
書き始めて1週間くらいで、「あれ、そう言えば最近、仕事の効率が上がってる?」「新しいアイディアを思いつくようになった」「苦手な上司との関係を冷静に見つめられるようになった」などの効果を実感できると思います。
そうなると、「やらなくちゃ」が「やりたい」に変わってきます。
「モーニングページ、書かないと何だか気持ち悪くて一日が始まらない」と感じるようになればしめたもの。習慣化成功です。
モーニングページが、頼りになる相談相手のような存在になってくれるはず。
わたし自身も、5年前のモーニングページを読み返していて、「こんなふうに仕事できたらいいなあ」と書いたことが、本当に実現していると気づいて驚いた経験があります。
4. 人に見せない。自分でも8週間は読み返さない
ここ、重要です!(テストに出ます笑)
モーニングページの効果を感じられるようになると、周りの人にすすめたくなります。
家族や親しい友人にモーニングページの話をすると、誰かに「見せて」と言われるかもしれません。
でも、そこは心を鬼にしてこう言いましょう。
「ごめん。見せられない。モーニングページは、誰かに見せるためのものじゃないの。自分と向き合うためのツールだから」と。
誰かに読まれると思うと、どうしてもかっこよく書きたくなるのが人情です。
そうなると、本心をノートにぶつけることができなくなり、「心の中にあるものを全部出し切って、自分本来の創造性を高める」というモーニングページの目的を果たすことが難しくなります。
たとえ愛するパートナーや親友であっても、モーニングページは見せないこと。
そして自分自身に対し、「あらら、私こんなこと書いちゃって、痛いやつだな」なんて突っ込みを入れて心が折れることを防ぐために、自分でも8週間は読み返さないことをおすすめします。
いかがでしたか?
ただ、思い浮かぶことをありのままに書き続けるだけで、心が整理されて創造性が高まり、本来の力を発揮することをサポートしてくれるモーニングページ。
自分の心をチューニングするためのツールのひとつとして、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
■プロフィール
髙橋 実帆子
1980年生まれ。フリーランスライター/エディター。
共同通信社記者を経て、2012年からフリーランスに。
7歳と3歳、元気すぎる2人の男の子の母。
おいしいごはんと昼寝と読書が好き。
https://hana-tsuki.themedia.jp/
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