フリーランスが陥りがちな悩みと向き合い方について
フリーランスとして働くと自由度が高くやりがいを感じる反面、様々な悩みがつきものです。
クライアントからの依頼や案件の獲得、報酬の交渉、スケジュール管理やストレス解消など、悩みは尽きません。
この記事では、フリーランスが陥りがちな悩みと向き合い方について詳しくご紹介します。
▼目次
1. フリーランスが陥りがちな悩みとは?
悩み① クライアントの獲得が難しい
悩み➁ 報酬が不安定
悩み③ 時間管理が難しい
悩み④ ストレスが溜まる
悩み➄ クライアントとのトラブルが起こる
2. 悩みを乗り越えれば自己成長に繋がる
フリーランスが陥りがちな悩みとは?
悩み① クライアントの獲得が難しい
フリーランスにとって、クライアントの獲得は最も重要な課題のひとつ。しかし、どのようにクライアントを獲得すればいいのか悩む人も多いでしょう。
ここからは、実際のデータ(フリーランス白書2023の調査)を元にフリーランスの実情についてお話していきたいと思います。
まず案件の獲得経路としては、自身の人脈で獲得している割合が最も多いといった結果が出ています。そして最近では、企業側のエージェント活用が増えている背景もあり、エージェントサービスの利用も活発になっているという特徴があります。
そして、気になる時間単価は2,000~4,000円未満が4割を占めています。最初から4,000円以上の高単価を目指す人は少ないですね。
今後、案件の報酬を上げていきたい場合は、実績を認めてもらえるような施策を考えたり、次の案件獲得の際に報酬を上げていくパターンがオススメです。
そのためには、まずは自分の強みやスキルを明確にして、それをアピールできるようなポートフォリオを作成することが大切です。また、SNSやブログを使って自己PRすることも有効ですし、口コミや紹介などを活用することで、信頼性の高いクライアントを獲得することもできます。
フリーランスは常に営業し続ける必要があるので、フリーランス向けのエージェントに登録するのもおすすめです。
悩み➁ 報酬が不安定
フリーランスの仕事は、クライアントからの依頼によって収入を得るので、収入が不安定になりがちです。クライアント側の都合で契約が突然終了したり、仕事量の増減などが考えられますが、比較的安定した収入を得る方法もあります。
先ほどのフリーランス調査においても、契約期間においては個人差があることが分かっています。
特に職種によって大きな違いがあり、例えばデザイナーやコンサルティング業務などの職種においてはスポット案件が多く、経理人事、マーケティングなど成果が出るまでに時間がかかる職種においては3ヵ月以上が多い印象です。同時にいくつの案件を担当しているかについては、1~3件がボリュームゾーンとなっています。
報酬を安定させるためには、まずはクライアントとの継続契約を獲得し、安定した収入源を確保しましょう。そして複数のクライアントを持ち、収入源を分散させることで、リスクを分散しながら安定した収入を得ることができます。
クライアントとの交渉術を身につけることができれば、報酬や業務量をアップさせることにも繋がります。
悩み③ 時間管理が難しい
フリーランスにとって、時間管理は非常に重要なスキルのひとつ。
予定を自由に組めるがゆえに、仕事やプライベートの時間が混同してしまうことがあり、うまく時間を使い分けることができない場合があります。
そこで、まずは自分自身のスケジュールを明確にし、仕事時間とプライベート時間をしっかりと分けることが大切です。
また、仕事の優先度を決め、タスクをリスト化することで、やりたいことや優先すべきことを決めましょう。
時間を無駄にせず集中力を高めるためにも、定期的な休憩をとることも大切です。
時間管理に自信がない場合は、タイムマネジメントの本やセミナーなどを参考に、自己啓発を行うことも有効かもしれません。
悩み④ ストレスが溜まる
フリーランスで働き続けると、フリーランス特有のストレスが溜まることがあります。
たとえば、孤独な仕事であることや、報酬が不安定であること、クライアントとのコミュニケーションの難しさなどが原因です。
ですがストレスを溜めすぎると、健康や仕事に悪影響を及ぼすこともあります。
ストレスを解消する方法としては、まずはリラックスすることが大切。
音楽を聴いたり、散歩をするなど自分の好きなことをすることで、気分転換を図ることができます。
また、人に相談することも重要で、同じフリーランスの友人や専門家に相談することで、自分の気持ちを共有し軽くすることができます。
ストレスを溜めないように、定期的な運動や趣味を持ち、ときには無理をせず休むことも忘れないようにしましょう。
悩み➄ クライアントとのトラブルが起こる
フリーランスにとって、クライアントとのトラブルは避けられないものです。
たとえば、クライアントからの依頼内容に認識違いがあった場合や、納品物がクライアントの要望に合わなかった場合など、トラブルが発生する可能性があります。
しかし、トラブルが起こったからといって、すぐに諦めたり、感情的になったりするのは避けたほうが良いでしょう。
まずは、クライアントとのコミュニケーションを大切にしてください。
クライアントからの要望や意見をしっかりと聞き、誠実な対応を心がけること。
また、トラブルが起こった場合には、契約書やメールのやり取りなど書面に残しつつ、
仲介者を立てることも有効です。
仲介者は、中立的な立場で、問題解決に向けたアドバイスや提案をしてくれます。
クライアントとのトラブルを防ぐためにも、契約書や納品物の確認を事前にしっかりと行うことが必要です。
悩みを乗り越えれば自己成長に繋がる
フリーランスという働き方は、自由度が高く、やりがいを感じることができる反面、様々な悩みも存在します。
しかし、それらの悩みを乗り越えるためには、自分自身のスキルアップや情報収集、コミュニケーション能力の向上、ストレス解消方法の確立など、日々の努力が必要です。
また、悩みが起こったときには、友人や専門家に相談することで自分自身で抱え込まずに解決することができます。
悩みを乗り越えることができれば、自分自身の成長やスキルアップにも繋がりますので、前向きな姿勢で日々取り組んでいきましょう。
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