女性管理職に向いてる人の特徴とは?性格・スキルと「選べるキャリア」を掴むメリット
「管理職にならないか」と打診されたり、将来のキャリアを考えたりしたとき、「自分は管理職に向いているんだろうか」と不安になる方は多いものです。日本企業の女性管理職比率は12.7%(令和4年度調査)と世界的に見ても低水準であり、身近なロールモデルが少ないことも不安の一因かもしれません。
ですが、Waris代表の田中美和は「何もない人なんていない。必ずその人の強みやらしさがある」と語ります。管理職に向いているかどうかは、生まれ持った性格だけでなく、日々の「ついやってしまうこと」の中に隠れている強みや、その後の経験で決まるものです。
この記事では、女性管理職に向いている人の特徴や必要なスキル、そして管理職という選択があなたの人生の「自由度」をどう広げるのかを解説します。
▼目次
1. 女性管理職に向いている人とは?
1-1. 冷静な判断力
1-2. 高いコミュニケーション能力
1-3. マネジメント経験と「自分軸」の確立
1-4. チャレンジ精神
2. 女性管理職になるメリットは?
2-1. キャリアアップ
2-2. 経済的自立
2-3. ワークライフバランスと自己実現
1. 女性管理職に向いている人とは?
まず最初に、女性管理職に向いている人の主な特徴を挙げていきます。管理職に興味がある人は、ご自身の性格と照らし合わせてみるのもおすすめです。
冷静な判断力
女性が管理職に向いているかどうかを見るポイントの一つに、「冷静な判断力」があります。仕事での緊急事態や困難な状況でも、慌てずに落ち着いて考える力が求められるでしょう。
たとえば、突然のお客様の要求の変更や、予定より遅れているプロジェクトに対処する時、感情に左右されず、しっかりと状況を見極めて、何が最善かを考えることが大切です。
高いコミュニケーション能力
管理職にふさわしいかどうかを見る上では、チームや他の部署、クライアントとのスムーズなコミュニケーション能力も重要です。このスキルを持つ女性は、自分の考えをはっきり伝えることができるだけでなく、他人の意見や感情を理解し、大切にすることができます。
異なる立場の人たちとの間での話し合いや調整を行うことも、管理職の重要な仕事のひとつ。良い報告、連絡、相談ができる関係性を築くことが求められるでしょう。
マネジメント経験と「自分軸」の確立
管理職にはチームを率いる力が不可欠ですが、それは特別な才能ではありません。マネジメントを経験する最大のメリットは「自分自身をより深く理解できること」にあります。人をまとめ動かす過程で、自分の強みや価値観が磨かれ、自分が本当にやりたいこと(Will)が明確に見えてくるのです。
もし将来的にリーダー職に興味があるなら、まずは「パーツモデル(周囲の人の良い部分を組み合わせてお手本にする)」を見つけ、以下のような「アウェイ」な環境へ積極的に越境してみることをおすすめします。
■ 社内公募や新規プロジェクトへの参画
実務だけでなく、戦略・企画などの「上流工程」を経験することで、転職市場でも有利なコアスキルが身につきます。
■ プロボノや外部コミュニティ活動
今の職場で自信が持てなくても、一歩外へ出る「越境体験」をすることで、周囲からのフィードバックにより意外な強みに気づけることがあります。
「私はこういうチャレンジをしたい」と周囲に発信し、小さなプロジェクトから手を挙げてみることが、自分らしいリーダー像への第一歩となります。
チャレンジ精神
「チャレンジ精神」とは、難しい状況や新しいプロジェクトに積極的に取り組む姿勢のことです。これは、知らない分野への挑戦や、問題を解決して目標を達成する力とも言えます。
チャレンジ精神を持つ女性管理職は、新しいスキルを学んだり、業界の最新情報に敏感であったりすることが多く、成長への意欲が強いですね。彼女たちは自分自身のスキルアップだけでなく、組織全体を成長させるためにも、知識や技術を常に更新し続けています。
2. 女性管理職になるメリットは?
続いて、女性管理職になるメリットについても見ていきましょう。
キャリアアップ
まず、女性が管理職になる一番のメリットは、キャリアアップのチャンスが広がることです。管理職になると、より大きな責任を担い、会社の重要な決定に関わる機会が増えます。その結果、自分の専門知識やスキルが高まり、キャリアの可能性も広がります。
たとえば、チームを率いたり、大きなプロジェクトを手掛けたりすることで、リーダーシップやマネジメントスキルなど、管理職に必要な能力を磨くことができるでしょう。
経済的自立
女性が管理職になるもう一つの大きなメリットは、経済的自立が実現しやすくなることです。職場や業界にもよりますが、通常、管理職に昇格すると給料が上がる傾向があります。この経済的な自立によって、女性は個人の生活をより安定させたり、さまざまな選択肢を持つことができたりします。
また、個人だけでなく家族や社会にもプラスの影響を与えるため、経済的に安定した女性は、他の女性にとっての良いロールモデルになる可能性もあります。
ワークライフバランスと自己実現
さらに、管理職になることで業務の計画やスケジュールに柔軟性が生まれ、自分のライフスタイルに合わせた働き方がしやすくなります。
たとえば、勤務時間の調整や在宅勤務が可能になることで、仕事とプライベートのバランスをとりやすくなるでしょう。特に出産や子育てを経験する女性は、ワークライフバランスを重要視することが多いですね。
さらに、管理職としては新しい挑戦や大きな責任を担うことになりますが、これは自分のスキルをフルに活かし、やりがいのある業務に取り組むチャンス。組織の方針決定や大規模プロジェクトのリードなどを通じて、仕事への影響力を感じたり、成し遂げた達成感を味わうことができるでしょう。
3. まとめ
女性管理職に向いている人の特徴や、メリットについて解説しました。
ご紹介した特徴にすべて当てはまらなくても、不安に思う必要はありません。Waris代表の田中も「強みや才能とは『ついやってしまうこと』に隠れている」「(記者の職場では自信がなかったが)越境体験(プロボノ)で『言語化力が高い』という強みに気づけた 」と語るように、強みは環境や場所が変われば見つかることもあります。
また、管理職に必要なスキルの多くは、経験を通じて磨かれるものです。
もし将来的にリーダーやマネジメントに興味があるなら、「私はこういうチャレンジをしたい」と上司や先輩に積極的に伝え、社内プロジェクトなどで「やってみたいです!」と手を挙げることから始めてみませんか。
「何もない人なんていない」——。あなたの強みを活かし、自信を持ってキャリアの可能性を広げていきましょう。
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