リモートワークを可能にする「セルフマネジメントできる組織」とは?~Waris流リモートワーク勉強会(2)レポート
新型コロナウィルスの影響により、リモートワークを導入する企業が増えています。
そんな中、
「自宅にいたら、ついサボってしまうのでは?」
「顔が見えないメンバーを、どうやってマネジメントすればいいのかわからない」
という声も聞かれます。
「サーキュラーHR」を運営する株式会社Warisでは、創業以来約8年間、テレワーク・リモートワーク中心の働き方を続けてきました。
そんなWarisのリモート経営・人事制度やダイバーシティ推進のノウハウを、企業の経営者・人事担当者の方々にお伝えするオンライン勉強会(全4回)。
4月2日(木)に開催された第2回のテーマは「リモートワークって社員がさぼるんじゃないの?ーセルフマネジメントできる組織作り編」。Warisの現場マネージャーが、リモートマネジメントを可能にする組織作りの工夫についてお話ししました。
リアル×リモートの組み合わせで多様な働き方を実現する
イベントでは、まずWaris共同代表の田中が、女性3人が3拠点で行っている「リモート共同経営」というスタイルや、Warisが大切にしている5つのバリューについてご紹介。
働く場所や時間は自由、でも仕事の成果にはきちんと責任を持つという、Warisの人事制度を支える考え方を説明しました。
Warisのワークスタイルはリモートがメインですが、年に一度のキックオフミーティングやランダムランチなど、顔を合わせて直接話をするリアルなコミュニケーションも大切にすることで、信頼感の構築につなげています。
(※2020年4月現在は、コロナウイルス感染拡大防止のため、ほぼすべてのミーティングをリモートで行っています)
姿が見えない相手を、どうマネジメントする?
続いてWarisの現場マネージャーから、リモートワークで「セルフマネジメントできる組織」をつくるための工夫についてお話ししました。
「モヤモヤを抱え込みやすい」
「モチベーションのキープが難しい」
「オンとオフの切り替えができず働きすぎてしまう」
など、リモートワークでありがちな悩みをどう乗り越えてきたか、実体験を交えてお話しし、頷きながら耳を傾ける参加者の方もいらっしゃいました。
特にリモートワークでのマネジメントは、顔が見えない分、コミュニケーションのずれが生じたり、ちょっとしたことで疑心暗鬼になったりしやすいもの。
メンバーが、業務に直接関係のないことでもマネージャーに気軽に話せる「心理的安全性」を確保することが大切になります。
勉強会では、メンバーのタイプ別に、マネージャーがどんなコミュニケーションの工夫をしているか具体的にご紹介。メンタル不調などにつながらないよう、心がけているチェックポイントもお伝えしました。
参加者の皆さんからも、「メンバーのモチベーションが下がったときの対処法」や「評価の際に気をつけていること」などさまざまなご質問が。
オンライン開催のイベントながら活発なやり取りが行われ、リモートワークという働き方についての関心の高まりを感じるひとときとなりました。
・リモートワークでも成果をだせるチームへ
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ワークスタイルダイバーシティ推進