個人事業主が収入証明書を自分で作るには?フリーランスための作成ガイド

収入証明書の作成にお困りではありませんか?

会社員なら専門の部署に頼んだり、会社のフォーマットに数字を入力するだけで済んだ収入証明書の作成業務も、個人事業主(フリーランス)になると、基本的に自分で行わなければなりません。

そうは言っても、一から自分で作るのは大変!そんな時間もない!・・という多忙なフリーランスのために、役立つ書類のフォーマットや、知っていると便利なサイトの情報をまとめてご紹介します。

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1. 書類作成全般に使えるフリーフォーマット

会社員時代、きちんと働いてさえいれば、お給料は勝手に振り込まれるもの・・と思っていた人も多いのではないでしょうか。

でも、個人事業主の場合は違います!

業務委託という形式で働く場合は、クライアントと「業務委託契約書」を取り交わし、報酬の「見積書」を発行し、仕事を終えたら「請求書」を送ることで、初めて報酬を手にすることができるのです。

「書類に何を書いたらいいか分からない」「フォーマットを自分で作るのが面倒」という人は、フリーフォーマットが公開されている以下のようなサイトで、必要な書式をダウンロードして使うと便利です。

・bizocean(ビズオーシャン)
https://www.bizocean.jp/

・みんなのExcelテンプレート
http://all-excel.net/

2. 請求書送付も代行してくれる便利なクラウドサービス

個人事業主として経験を積み、複数企業の仕事を同時に請け負うようになると、月末の請求書発行業務にかかる時間も増えていきます。

1通ずつ印刷し、宛名を書き、封をして切手を貼り、ポストに投函・・という一連の流れが煩雑に感じられることもあるでしょう。

そんなときにおすすめしたいのが、必要事項を入力するだけで、請求書の作成から送付作業までを代行してくれるクラウドサービス。

送付代行は有料オプションですが、請求書を作るだけなら無料というサービスもあるので、ぜひ活用して時間を有効に使いましょう。

・Misoca
https://www.misoca.jp/

・MFクラウド請求書
https://invoice.moneyforward.com/

3. 実践で役立つ!総合職系フリーランスのためのフォーマット

企業と契約を結び、いよいよ具体的な業務がスタート。

プロの個人事業主として確実な成果を挙げるには、クライアントと目標を共有し、プロジェクトの進行をしっかり管理する必要が出てきます。

多くの企業とフリーランス女性をつないできた私たち Waris の経験を基に、実践で役立つスライドやスケジュール管理のためのフォーマットを用意しました。

すべて無料ですので、ぜひダウンロードしてご活用ください!

① プロジェクトの目標、成果などを企業と共有するためのスコープ設定シート
/scope.pptx

➁ プロジェクトのスケジュール・タスク管理表
/schedulesheet.xlsx

③ タイムシートと経費申請書
/timesheet.xlsx

特に事務系の個人事業主の場合、納品物がなかったり、成果を数値で表しづらかったりします。

そのため、プロジェクトのスコープや成果をどのように設定するか、業務をスタートする前にクライアントと合意しておくことが、その後の提案やリピート受注に向けて非常に重要になってきます。

前述の「bizocean」でも、提案書や事業計画書などのフォーマットを無料でダウンロードすることができます。

4. 不動産契約やローンを組むときに必要な収入証明書って?

個人事業主として働き始めると、仕事以外の場面でも、収入や仕事の状況を書類で証明する機会が多くなります。

よくお問い合わせをいただくものに、マンションを借りるときや、ローン契約をする際に求められる「収入証明書(所得証明書)」があります。

と言っても、実は「収入証明書」という名前の書類はありません

市区町村の窓口で発行される「住民税課税証明書」や「住民税納税証明書」、税務署で請求できる所得税の「納税証明書」など、前年にどれくらいの収入があったかを証明する書類を総称して、「収入証明書」と呼んでいます。

また、過去の「確定申告書」および添付書類も収入証明書として有効となります。

こういった公的書類のなかで具体的にどの書類が有効なのか、不動産会社や金融機関によく確認し、余裕を持って準備しましょう。

5. 就労証明書って何?自分で書いていいの?

フリーランスの人が子どもを保育園に預けて働く場合には、「就労証明書」の提出を求められます。

開業届を提出していれば、フリーランスは「個人事業主」の扱いになるので、会社員の場合は会社に書いてもらうこの書類も、自分自身で記入することになります。

個人事業主が認可保育園入園の申請をする場合、就労証明書に加え、1週間の仕事のスケジュールなどを記入する書類の提出を求められる自治体が多いようです。

信頼されるフリーランスとして活躍し続けるには、必要な事務手続きを迅速かつ効率的にこなしていくことも大切です。

ご紹介したフォーマットやクラウドサービスも上手に活用し、企業との契約や各種申請時に慌てないよう、あらかじめフォーマットやチェックリストを用意するなど、日ごろから心構えをしておきましょう!

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