リーダーとしてのキャリア～自分らしく働くための人生100年のキャリア戦略～

2024年9月9日に開催した、ワークシフト研究所×Waris共催ウェビナー「リーダーとしてのキャリア〜自分らしく働くための人生100年のキャリア戦略」のレポートをお届けします。

ワークシフト研究所代表で女性管理職育成やリーダーシップ開発の専門家でもある小早川優子氏に「キャリアビルディング・リーダーシップ」をテーマとして、お話頂きました。

ウェビナーの内容を振り返りつつ、皆様のさらなるキャリアアップのための情報をお届けします。

ウェビナーの振り返り

1. 100年人生のキャリア構築

3つの無形資産（生産性資産、活力資産、変身資産）への投資が大切になります。また、80歳を定年ゴールとして、キャリアを4つのステージに分けて考えることも効果的です。各ステージで必要なスキルや経験を積み重ね、職場以外の人とのつながりを維持することで、長期的なキャリアの成功につながるでしょう。

2. 自分に自信がない人のキャリア戦略

自信のなさを「強み」に変える視点が大切です。自分に自信がない人は、相手への配慮やリスク管理が上手く、準備を万全にする傾向があります。自信がないことを変える必要はなく、むしろその特徴を活かして、慎重な計画立案や確実な実行につなげることができます。

3. 多様化組織のマネジメント＆リーダーシップ

時代の変化に伴い、「引っ張る」より「信頼して託す」リーダーシップが求められています。また、女性リーダーは、ステレオタイプを超えた新しいリーダーシップを発揮できる可能性があります。

次のステップに向けて

今回、学んだことを実践に移すために、次の3つのポイントに注目してみてはいかがでしょうか？

1. 自己分析を深める

まずは強みと弱みを「特徴」として客観的に整理しましょう。自信がない部分も含めて、あなたの特徴を認めてくれる環境を選ぶことがキャリアを築く上で重要なポイントです。そうすることで、自分らしさを発揮しながら成長できる道が開けるでしょう。

2. 挑戦的経験を意識する

成長のチャンスは、少し背伸びした場所「ストレッチゾーン」にあります。自信がないことにも積極的に挑戦してみましょう。こうした「ストレッチゾーン」での経験が、あなたの成長を後押しするはずです。難しそうに見える課題も、挑戦することで新たな能力が身につくもの。自分の限界を少しずつ広げていくことで、予想以上の成長が期待できるでしょう。

3. 長期的視点を持つ

80歳定年を見据えた4ステージのキャリアプランを立てましょう。各ステージで必要なスキルや経験を意識し、継続的な学びと多様なつながりを心がけるのがポイントです。こうした準備をすることで、変化の激しい時代でも柔軟に対応できる力が身につくでしょう。

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