「第2期 デジタル時代のセールスサポート人材育成プログラム」ミートアップイベントを開催しました。
2024年11月6日(水)に「第2期 デジタル時代のセールスサポート人材育成プログラム」ミートアップイベントを開催しました。
「デジタル時代のセールスサポート人材育成プログラム」は厚生労働省の「受講者の特性に対応した教育訓練手法の構築・普及促進事業」として、Warisが提供する就職氷河期世代向けの就業支援付き無料リスキリングプログラムです。
2年間の事業として昨年からプログラムを展開しており、今回は2回目の開催となります。市場ニーズが高くその後のキャリアの広がりも期待できる「デジタルに強い営業サポート職」を具体的な就職先として想定し、対象者の特性にあわせた集合研修、Eラーニング、キャリアカウンセリングからなる約2ヶ月間のカリキュラムに加えて、就職支援(ミートアップイベント、メールサポート)を行い、IT企業等への就職を支援します。
ミートアップイベントは、このプログラムの集大成として、受講者約20名と企業9社が参加し、東京・大手町で開催いたしました。
企業・受講者のピッチとカジュアル面談を実施
イベントは参加企業の2分ピッチ(会社紹介)からスタート。緊張気味の受講生の気持ちをほぐしてくれるような暖かい内容も多く、企業の皆様のこのプログラムへの期待を感じることができました。その後は、受講生ピッチ(自己紹介)を行いました。1分という限られた時間の中で、自分らしいアピールをされる方も多く、この日のためにしっかりと準備してきた様子が伺えました。
その後は、2~3人のグループで各企業のブースをまわるセッションを実施。1回あたりの面談時間は10分弱と短い時間にはなりますが、全ての受講生と企業がお話しできるような設定としており、希望者はその後のフリータイムで個別に追加で話すこともできます。
ミートアップイベントでは、特に事前の書類選考等はなく、受講生がカジュアルに企業の担当者と話すことができる機会として好評をいただいており、最初はかなり緊張していた受講者のみなさんも、時間がたつにつれて、緊張がほぐれ、明るい笑顔も交えて企業のご担当者と会話されていた事が印象的でした。
インサイドセールスやカスタマーサクセス人材への期待
昨年に実施した第1期のプログラムと同様に、第2期の参加者も全て女性となっており、30代~50代の「就職氷河期世代」の方々です。事務・アシスタントを中心に、営業、バックオフィス、接客・サービスなど様々な職種の経験を持つ方々に参加いただきました。
企業の方は、東証プライム上場企業からスタートアップ企業まで幅広い企業の皆様にご参加いただきました。BtoBを展開している企業が多く、多くの企業がインサイドセールスやカスタマーサクセスといったセールス関係のポジションに課題をもたれている企業が多かったようです。
今回、参加いただいた企業の中から一部の声をご紹介します。
弊社は、研修・コンサルティング等の無形商材を中心とした事業展開を行っており、営業人材となると、採用の母集団形成が難しいという課題があり、このイベントに参加しました。受講者の皆様がどのような方なのかにも興味がありましたが、実際にお話してみて、意欲的かつ主体的な方が多く、リスキリングプログラムの効果に期待感を抱きました。イベントを通じて、私たちもパワーをもらえましたし、受講者の皆様の「自分らしいワーク&ライフの実現」にむけたステップの1つになるといいなと考えています。(スリール株式会社 齊藤様、佐竹様)
新しい領域への事業拡大を進めていく中で、インサイドセールスやカスタマーサクセス、DXマーケティング分野の人材採用に課題を感じており、プログラムに参加しました。インサイドセールスやカスタマーサクセスではテクニカルなスキルだけでなく、ヒューマンスキルも大切だと考えており、そういう意味でも高いポテンシャルを感じる方とお話しすることができました。来年度にむけた採用計画の中で、よい出会いに繋がることを期待しています。(株式会社進研アド 人財部 杉様、大西様)
来年度以降にむけて
厚生労働省の「受講者の特性に対応した教育訓練手法の構築・普及促進事業」は、2024年度で終了となりますが、2回のプログラム試行を元に、その後の普及促進に向けて様々な検討を行う予定となっています。
2回のプログラム試行を通じて、受講者、企業の皆様ともに、インサイドセールスやカスタマーサクセスいった領域へのニーズを感じることができましたし、さらなるプログラム改善を行うことで、来年以降もプログラムの継続を検討して参ります。