北海道釧路で子連れワーケーションをしました!
北海道のRC(リクルーティングコンサルタント) 新岡です。
こどもが夏休みシーズンになると預け先に困る、一人で過ごさせるのも気が進まない・・・という話はよく聞きます。
パパ・ママ社員が多いWarisでもこの時期をどうやって乗り切るかは喫緊の課題です。
そこで、今回Warisメンバーの家族を中心に7月29日から7月31日までの3日間、北海道の釧路でワーケーション(旅行先で仕事)を開催しましたのでご報告いたします!
実は、わたしが個人で立ち上げた「イロドリトイロ」という会社での主軸事業にしようと思っています。今回はそのトライアルとして実施しました。
子連れでワーケーションって実際にどうなのか
何をやったのかも含めて、赤裸々にまとめます^^
長くなりますがお付き合いいただけますと幸いです。
なぜ子連れワーケーション?
在宅ワークやフリーランスとして
働いている育児中の方々から、長期休暇の悩みというか…
少しの葛藤を聞いたのが、始まりでした。
「 子どもの事を考えて、この働き方にしたのに
長い夏休み、子どもと何か一緒にしようにも
仕事があるから、上手く時間をとれない。
結局、学童に預けることになっちゃう。」
保育園であれば、その子の知的好奇心や発達度合いに合わせた
おもちゃや遊びを、保育士さんが用意をしてくださり
子どもたちは、日々学びながら時間を過ごすことができますよね。
一方で、学童はというと、最近民間の学童等で
アクティブラーニング(自主的な学び)を用いた、アクティビティを
取り入れたところはありますが、公的な学童は、スナック菓子が渡され
漫画を読んだり、体育館で遊んだり、囲碁や将棋がある部屋に
1日いなければいけないというもの。
その話を聞いたとき、うちの息子3日も持たないな。
多分脱走して、帰ってきちゃう。って思ったんです(笑)
だったら、「最高の経験だった」と言えるような1か月や1週間を
子どもも、大人も過ごせるようなそんな事業が、
北海道でできたら素敵だな。と思うようになり
考えついたきっかけが、北海道を舞台にした
「完全オーダーメイドの子連れワーケーション」でした。
ワーケーションで実際には何をするの?
では、実際にどんなことをしたのかを少しだけご紹介させてください^^
今回は、完全オーダーメイドのそれぞれの家庭に合わせた物ではなく
全家族が一緒に行動をする、パッケージ型のワーケーションで
トライアルを実施しました。
<一日目>
1日目はバケーションオンリーの日。
釧路に到着したのち、私は市役所へ。
市の担当者さまにご挨拶と、コワーキング利用の手続きを行いました。
そのあと、今回の宿泊場所でもある
「山花公園オートキャンプ場」へ。
近くに、温泉や動物園がある大自然のコテージを
滞在拠点とし、駅前のコワーキングを利用して
仕事をする。というのが今回のプランでした。
チェックイン後は、車で1時間先の
「阿寒湖」へ。 阿寒湖で河家と合流をしました。
阿寒湖に来た目的は、「カムイルミナ」というイベント。
阿寒湖の森で、夜プロジェクションマッピングを見ながら歩く。
という、イベントが開催されており参加をしてきました。
2才の息子も、1時間歩ききれるぐらいとても楽しんだナイトウォークでした。
カムイルミナ終了後、車でキャンプ場へ帰ったのですが
ほぼナイトサファリ状態で、道の脇に
シカや狸、キツネが沢山いたのも、良い思い出です(笑)
<2日目>
2日目は、ワークの日。参加者は、現地企業や事前に調整していた
役所とのアポ、Warisの定例ミーティングにオンラインで参加するなど、
いつも通りの業務をされていました。
一方で、子どもたちは・・・というと。
昨晩のカムイルミナの内容と併せて
「絶滅危惧種」と「どうして動物たちはいなくなっていってしまうのか」
について、朝から一緒にお勉強。
その後、釧路湿原ㇸと繰り出しアクティビティを行いました。
今回の中身で一番重視した、子どものアクティビティ。
詰め込み式の学習ではなく、子どもの知的好奇心や
Wantをどれだけ、育めるかを考え設計した特別な内容になっています。
仕事中の親たちも合流し、和商市場という場所でお昼ご飯を、
みんなで食べた後、再び、第二のアクティビティへ。
二つのアクティビティを通して、一つ。大きな盲点がありました。
それは、涼しいはずの釧路が
記録的猛暑だったということでした。
本来涼しい釧路は、エアコンもなくどこへ行ってもとにかく暑い。
子どもたちも、もちろん集中力を長持ちさせることは難しく
計画を立てていたアクティビティは7割ぐらいで
終わってしまいました。
アクティビティの完遂は難しかったですが、
子どもたちは、新しいお友達と一緒に作戦を立てて
ママをどうやって喜ばせるかを考え、自分たちができることを
一生懸命行う姿を見ることができました。
「いつもママが飲んでる飲み物かってもいーい?」
「ママにはお花を買ってあげたら喜んでくれると思う」
「ママこのお野菜嫌いだから買わないで」
など、普段子どもたちがどれだけお母さんやお父さんのことを見て
いるのかを、ものすごく実感する時間でした。
<3日目>
2日目あたりから、実は私の息子が体調が悪かったという点。
釧路があまりにも暑すぎて、どこに行っても体調的にしんどいという点。
そんな理由から、午前中のアクティビティをオールキャンセルし
体調最優先で、早期に帰宅をすることに。
予定外のことが起こるのも旅行ならではだなぁと改めて実感した3日間でした。
トライアルからえた学び
今回のトライアルは、私が個人で立ち上げた会社「イロドリトイロ」の
事業として目指している、一家族、一家族、完全オーダーメイド型の子連れワーケーションではなく、今までの企業が多く実施をしている、「研修旅行型」の子連れワーケーションでした。
どうして、多くの企業がその形を実施しているのか、
どうしてやりたいと思っている形で、実施できている企業がないのか。
という事を、ものすごく肌身を持って実感することができました。
今回実施してわかったことは・・・
・息子が熱を出すのは想定の範囲内だった
・パッケージ型でこんなに大変だったら、オーダーメイド型って・・・(絶句)
・アクティビティがかなり肝になる。
・下見と環境づくりが成功の土台。
・めったに行けそうにない、遠いところに行ってしまうと
「せっかくこんなところまで来たんだから」と観光をしたい気持ちが
ふつふつと湧いてきてしまい、ワーク<バケーションという構図に。
実施をする場所選びもすごく大事だなぁと改めて実感。
などなど、学びが多いワーケーショントライアルでした。
なぜ子連れワーケーション?ワーケーションを通じて実現したいこと
ワーケーションを通して、実現したいことは一つです。
「自分の楽しさも大事にする人生を過ごせる世の中を創ること」
いつも言っている、
「仕事、家庭、自分のどれかではなく
望む人が望むものすべてを、選べる世の中に」という
私の考えの中にある一つです。
子どものころや独身の頃は、
自分で決めて、自分で頑張ればどうにかなることも多く
どちらかと言えば、「自由」だったのではないでしょうか。
それが、結婚し、子どもができ、育児をし。。。となると
どうしても、自由がなくなっていってしまうような
そんな気が、私自身しています。
最も、自由がなくなることの一つが「旅行」や「出張」ではないでしょうか。
ではもし、その旅行や出張に子どもを連れていくことができたらどうでしょう?
子どもたちと一緒に、普段とは違う素敵な経験ができると思いませんか?
私は、親と子がそろって新しい経験をし、価値観の幅を広げ、成長していける
そんな、世の中の土台を創ることが、このワーケーション事業を拡大させていくことで
推進していくことができるのではないか。と確信しています。
まずは、3年以内に北海道全域に子連れワーケーションの
拠点や提携先を増やしたいです。子連れワーケーションといえば
北海道!という感じになったら、最高ですね。
5年後には、海外にも提携先を創り、北海道や海外が
フリーランスの方や複業の方にとって、
身近で、気軽に仕事をしながらリフレッシュできる
そんな場所にしていけたら良いなぁと思っています^^
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