2019年は主婦の再就職元年?JAL×Waris『ワークアゲインプログラム』説明会レポート
マーケティング担当の長谷川です。
副業元年といわれた2018年、企業や個人を取り巻く働き方の状況は大きく変わり、Warisでもフリーランスと企業のマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」のご登録者様が大きく増加した1年でした。
そして2019年、今年の新しい働き方のトレンドとして、Warisが注目している(注目していただきたい!)のが「ブランク(離職期間)のある主婦の再就職」です。Warisでは「Warisプロフェッショナル」とともに、ブランクのある主婦の再就職支援サービス「Warisワークアゲイン(旧 re:tryプロジェクト)」に数年前から取り組んできました。
昨年からメディアでも「Warisワークアゲイン」を取り上げていただく機会が少しづつ増えてきており、企業様からの反響も徐々にあがってきていましたが、この度、日本を代表する航空会社である日本航空株式会社様と一緒に、JAL×Waris『ワークアゲインプログラム』を実施することとなりました。
2月7日、8日の2日間にわたって開催されたJAL×Waris『ワークアゲインプログラム』説明会は、合計90名もの方にご参加いただき、Warisワークアゲインとしても過去最大規模のイベントとなりました。
ブランク(離職期間)もキャリアと捉えよう!
説明会の冒頭にWarisワークアゲイン事業統括の小崎より、本プログラムの目的についての説明がありました。
小崎:ブランクが長ければ長いほど、なかなか再就職に向けた一歩を踏み出せずにいる人も多いと思います。しかし社会人としての基礎力や、培ったビジネススキルがブランクによってリセットされるわけではありません。
それだけでなく、ブランク期間中に培われたネットワークや育児・介護の経験、海外や地方滞在経験などはビジネスに役立つ可能性をも秘めています。
本プログラムは、
- ・そんな可能性を秘めた人材が再就職に踏み出すためのきっかけを提供したい
- ・小さなきっかけが大きなインパクトを生み出すはず
という思いから、日本航空株式会社様のご協力を得て、実現しました。今回のプログラムを「自身のキャリアを再構築する」チャンスとしていただきたいと考えています。
ブランク(離職期間)のある主婦の再就職には、多様な選択肢があります。その中でWarisワークアゲインが目指しているのは「キャリアを再構築できる再就職」です。最初の一歩を踏み出すことで、次のキャリアが見えてくる、そんな選択肢を一人でも多くの方に提供したいという想いからこのイベントは企画されました。
JALの働き方って実際どうなの?
続いてJALの企業概要・業務内容や女性活躍推進への取り組み状況、様々な働き方に関する制度に関しての説明がありました。あわせて、業務企画職として働く女性社員から実際にどのような業務を行っているか?家庭と仕事をどのように両立しているか?などの具体的な体験談をお話しいただきました。
JALではテレワークや柔軟なフレックス勤務等、様々な制度が整ってきており、フレキシブルなスタイルで業務を行うことが伺えました。
その後、今回の就業体験プログラムの募集職種である「業務企画職(※)」として働いているJALの社員と参加者が小グループにわかれて、グループトークを実施。
※業務企画職が担う業務は、お客さまのニーズや需要動向の予測・分析、それらに応じた商品企画、営業活動、また事業運営に必要な総務、調達、財務、経理、広報、IT企画など多岐にわたります。
- ・なぜこのようなプログラムをJALが実施するのか?
- ・中途採用はどのような方が多いのか?
- ・ジョブローテがあるとのことだが、実際にはどのくらいでの異動されているのか?
- ・テレワーク制度があるとのことだが、実際どのくらい利用しているのか?
- ・子供が病気になった場合はどのように業務の調整をしているのか?
などの質問が飛び交い、実際にJALで働く女性の生の声を聞いたことで、参加者も就業体験プログラムや再就職後のイメージを膨らますことができたようです。
熱意溢れる現場の担当者とビジョナリーなトップの存在
そして、プログラムの最後には、日本航空株式会社 執行役員 人財本部の小枝様より参加者へメッセージをいただきました。
小枝様:今回の企画はWarisさんの「ブランクのある女性でも、再びキャリアを構築できる社会を実現したい」という想いに共感し、実現に至りました。
では多様な人材がイキイキと喜びをもって働くことを大切にしています。そのために過去数年間にわたり様々なワークスタイル改革に取り組んできた結果、社員それぞれの状況にあったフレキシブルな働き方が浸透し始めています。
JALがこれまで以上に多様な人材がイキイキと活躍する会社になっていくためにも、ぜひ多くの皆様に今回の機会を活用してチャレンジしていただければと考えています。
実は様々な企業様にワークアゲインの提案をしておりますが、我々の想いは理解していただけるものの、なかなか実現するまでには至らないケースが多くあります。
今回の企画が実現したのは、熱意溢れる現場のご担当者がいらっしゃったことはもとより、その現場の想いを理解し、信頼して任せてくれる、小枝様のようなビジョナリーなトップの存在があってこそだったのだな、と改めて感じました。
JAL×Waris『ワークアゲインプログラム』は、3月に希望者の選考を行い、4月より3週間程度の就業体験プログラムを行う予定です。その後も業務企画職としての本採用につながる可能性があります。一人でも多くの方の再就職につながるように、Warisワークアゲインとしても最大限のサポートをしていきたいと考えております。
そして、今回のJAL×Waris『ワークアゲインプログラム』をきっかけに、より多くの企業様に関心をもっていただき、2019年が「主婦の再就職元年」といわれるように、一同取り組んでいきたいと思います。
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