フリーランス経理として独立して幸せに生きていく方法
フリーランスで働くと聞いて、みなさんが思い浮かべる職種はなんですか?
エンジニアなどに代表されるIT系?それとも、デザイナーやライターのようなクリエイティブ系?
経理でフリーランスとして活躍する姿を、すぐに想像した人はいましたか?
いまは実際に多くの人が、経理でフリーランスという働き方を実践しています。
その実情を今回はお話したいと思います。
▼目次
1 企業はフリーランスの経理の人材を求めている!
1-1 経理の仕事とは
1-2 フリーランス市場はどうなってる?
1-3 経理人材をフリーランスとして求める企業は本当にある?
2 フリーランス×経理の仕事の仕方
2-1 フリーランスの経理に求められるスキルと経験
2-2 フリーランスの経理になる方法
2-3 フリーランス経理の実例
3 フリーランス経理の仕事例
3-1 フリーランスの経理案件の一例
3-2 フリーランス経理として活躍している先輩の話
4 フリーランス経理のメリットデメリット
4-1 フリーランス経理のメリット
4-2 フリーランス経理デメリット
1 企業はフリーランスの経理の人材を求めている!
労働人材の確保が困難になっている今、経理を外注したいと考える企業は増えています。
経理の専門スキルを持った人材を社内で育てるよりも、外注して複数企業でシェアするという形態のほうが効率的ですよね。
昨今の副業ブームもあって、このようなシステムを取り入れる企業が多くなっています。
1-1 フリーランスの経理の仕事とは
経理の仕事は一般的に、お金の流れに関する事務処理や管理を行うことですが、フリーランスの経理となると、その枠を超えた役割を求められることも出てきます。
定期的に企業を訪問して予算管理を行うのはもちろん、取引先の経理部とのパイプ役としてやりとりをしたり、スタートアップの際に経理に関するアドバイザー役を担ったり。
とにかく、「経理のスペシャリスト」としての活躍を期待されることになります。
働き方としては、打ち合わせなどで直接会社に出向くこともありますが、基本的には在宅で仕事をするスタイルになるでしょう。
1-2 フリーランス市場はどうなってる?
いま国内のフリーランス人口は増加の一途をたどっており、就業者の7%、約440万人(リクルートワークス研究所より)とい言われています。
フリーランス人口は、年代問わず今後も右肩上がりに増加していくことが予想され、ますます働き方の選択肢が多様になっていくことでしょう。
つい数年前は「フリーランス」と聞いてもピンとこなかった人も多い印象でした。
ですが現在は、企業はもちろん政府も、新しい働き方を推奨する動きがみられますよね。
少子高齢化にともない、労働人口が減ってはいますが、インターネットの発達により多くの情報を得られることで働き方の選択肢は増えました。
人材の確保が難しくなっている今、正社員で就職して一つの企業で働き続けるという価値観にこだわることなく、経理などのビジネス系フリーランスのニーズが高まっています。
経済産業省が公表している資料(出典:2017 経済産業省「雇用関係によらない働き方」に関する研究会 報告書)によると、現在フリーランスを導入している企業の約5割が「現状維持」、約4割が「今後活用をさらに増やす」と回答。
「今後フリーランスの活用を減らしていく」と回答した企業は、1社もありませんでした。
1-3 経理人材をフリーランスとして求める企業は本当にある?
企業と人材をマッチングするサービスが充実してきていること、企業が経理などビジネス系フリーランスを求めていることが分かっても、いざフリーランスとしてやっていこうと考えると、年齢やスキルに不安を感じてしまう方もいるでしょう。
ですが、経理はブランクが多少あっても、経理部や財務課での勤務経験が活かせる仕事。
簿記などの資格も強みにできますよ。
大切なのは、自分のスキルや経験にマッチするクライアントを見つけることです。
その選び方さえ間違わなければ、フリーランス経理はひとりで複数の企業と契約できるほど需要が高いのですから。
フリーランスの経理として企業と関わる場合、会社に常駐している必要がないので、複数の企業と同時に契約するということもできます。
経理の仕事は繁忙期がはっきりしているので、パラレルワークがしやすいというメリットもありますね。
2 フリーランス×経理の仕事の仕方
フリーランスの経理が企業に求められているということは分かりましたが、実際に経理のスキルを活かして企業と契約を結び、フリーランスで仕事をしていくためには、何から始めればいいのでしょうか?
2-1 フリーランスの経理に求められるスキルと経験
フリーランスの経理として仕事をしていくためには、どんなスキルや経験が必要なのでしょうか。
ですがそもそも、「経理のスキル」というのは測ることが難しいものですよね。
大切なのは、どのような企業でどのようなことをやっていたか、ということでしょう。
特にスタートアップの経験は、あれば重宝されるものです。
経理を外注する企業としては、事業開発に労力と時間を注ぎ込みたいのが本音ですから、当初予定していた業務外のことでも、柔軟に対応してくれるかということも重視されています。
それから、企業のお金を管理する仕事ですから、自分自身で「重要な書類は絶対に持ち出さない」などのルールを決めて、リスクヘッジに努めなくてはいけません。
2-2 フリーランスの経理になる方法
フリーランス経理として働くということは、当然契約する企業を自分で見つけなくてはいけません。
会社員時代の人脈を活かしたり、自分で営業先を探してアポイントを取ったり、仕事を獲得すべく動くことが大切になります。
営業経験は自分の財産になりますし、そこで顔を覚えてもらえれば次の仕事にも繋がっていくかもしれませんので、そうやって地道に人脈を広げていくのはいいことでしょう。
しかし、実際に仕事に繋がるまでに時間がかかりますし、効率的ではありません。
フリーランスとして働き始めた頃は報酬の相場も分かりませんし、一人でできることには限界がありそうです。
そこで活用したいのがビジネス系フリーランスのエージェントサービスです。
Warisパートナーとして無料会員登録すると、お仕事の紹介から報酬交渉までWarisが徹底的にサポートします。
また、お仕事を紹介するだけでなく、人事経験や就職支援経験を豊富に持つキャリアカウンセラーが、丁寧なカウンセリングを行います。
キャリアアドバイスだけでなく、経験や強みをヒアリングした上でキャリアを前向きに捉えるためのヒントがもらえるのも、フリーランスを始めるにあたって心強いですよね。
2-3 フリーランス経理の実例
現在、経理のスペシャリストとして活躍している、フリーランス女性のリアルトークをご紹介します。
短大卒業後に大手ゼネコンの経理部で働き、結婚と出産を経験しつつ、キャリアアップのために転職を重ねて精力的に仕事をしていた山下さん。
両親の介護問題をきっかけに、独立してフリーランスになるという道を意識することになります。
Warisに登録するとすぐにスタートアップの仕事の紹介があり、副業としてフリーランスの活動をスタート。
今は勤めていたベンチャー企業を辞め、専業の経理フリーランスとして働いています。
仕事はWarisから紹介されたり、求人募集している企業にアプローチしたりして、2~3社と平行して稼働するスタイルを取っています。
これまでの人脈から依頼が舞い込むこともあるそうです。
IT系の企業と契約することが多く、スタートアップの経験が活かされているとのこと。
常駐する必要がないので、スケジューリングや報酬の見積もりを自分で行い、忙しさや収入に、なるべく波が出ないようにコントロールしています。
▼Check:フリーランス×経理として活躍している体験談
12年のブランクを経て社会復帰。キャリアアップを重ね、経理のスペシャリストに
3 フリーランスの経理の仕事例
フリーランス経理の募集案件が本当にあるのか、どのような内容の募集なのか、気になるところですよね。
ここでは、Warisで実際に紹介しているお仕事の実例を見ていきましょう。
3-1 フリーランスの経理案件の一例
■海外ラグジュアリーブランド国内店舗での経理財務業務担当■
業務内容:支払依頼伝票の一次チェック、給与データの経理システムへの入力計上
月間稼働時間:60~100時間
ワークスタイル:繁忙期以外は勤務時間の短縮、週数日の稼働など応相談。出社必須日あり
■税理士事務所での税務業務担当■
業務内容:申請書作成、税務アドバイス、年次決算対応などクライアント企業の税務業務全般
月間稼働時間:40~120時間
ワークスタイル:全日出社必須
※こちらの仕事情報は募集を終了しています。現在応募可能な経理×フリーランスのお仕事情報はお仕事情報の一覧・検索よりご覧いただけます。
3-2 フリーランス経理として活躍している先輩の話
先ほどもご紹介した、Warisを通じて2社のスタートアップに経理と財務として関わっている山下さん。
普段の仕事は自宅やコワーキングスペースで行い、週1回クライアント企業の経営者と打ち合わせをする、というスタイルで働いています。
現在担当している2社は異なる業界の企業ですが、一方の会社での経験がもう一方の会社の業務にも役立つなど、インプットとアウトプットを同時進行でできるような現場の状況に、やりがいと魅力を感じているんだそう。
経営者と直接話す機会が多いため、視野が広がって経理以外の知識も身についている手応えがあるということです。
今後は、かつてのご自身と同じようにキャリアアップに悩みを抱える女性のサポートができるサービスを届けたいと話してくれました。
4 フリーランス経理のメリットデメリット
最後に、経理のフリーランスとして働くことには、どんなメリット、またはデメリットがあるのでしょうか。
4-1 フリーランス経理のメリット
フリーランスで働くことの最大のメリットは、時間や場所にとらわれずに仕事ができるということでしょう。
クライアント企業の要望にもよりますが、週1回~月数回だけ出社してくれれば、あとは在宅でもいいという場合もあります。
会社に常駐している必要がないので、複数の企業と契約して仕事を同時進行することもできます。
経理は他の業種よりも繁忙期が読みやすいため、時間をある程度コントロールして、有効に活用できるのもフリーランス経理の強みですね。
例えば2社と契約している場合、A社の仕事が一段落している時にB社の仕事をするなど、バランスを取ることができます。
また、女性は結婚や出産などのライフイベントにキャリアを左右されてしまいがちですが、フリーランスならその心配もありません。
会社員でも産休や育休、時短制度などを利用して働くことは可能かもしれませんが、マミートラックにおちいってしまったり、会社に居づらくなってしまったりということが、多かれ少なかれありそうです。
4-2 フリーランス経理のデメリット
自由な働き方ができるフリーランスは魅力もありますが、当然デメリットも存在します。
フリーランス転向の不安要素としてまず挙がるのは、収入の不安定さです。
Warisで活躍しているフリーランス経理の方々は、それで生計を立てている方がほとんどなので、収入面の不安は少ないように感じられますが、誰しも初めから仕事が勝手に湧いてくる状況ではありません。
会社員と違って定期収入がないフリーランス、コンスタントに仕事を獲得していかなくてはいけません。
自分は普通の会社員だし…内勤の経理で仕事関係の繋がりは社内のみ…という人も少なくないでしょう。
人脈やツテがない人は、是非、フリーランス経理に強いエージェントWarisを利用してみてください!
Warisは、お仕事紹介から報酬交渉、キャリアアドバイスまでサポートしますので、ぜひ頼っていただきたいです。
お仕事紹介に留まらず、フリーランスにまつわる不安や小さな困ったも、あなたの気持ちに寄り添って解決していきます。
5 まとめ
経理はビジネス系フリーランスの中でもニーズが高まっている職種です。
稼働時間の少ない仕事から始めて経験を積んで、経理のスペシャリストとして独立してみませんか。
会社員時代に培った経理のスキルを活かして、ぜひフリーランス経理として活躍してください。
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