駐在妻・駐妻の仕事事情~中途採用や転職市場で人気の理由とは?~

「駐在妻の方は、仕事が決まる確率が高い」

Warisの社内で、担当者が口にするセオリーの一つです。

もちろん職種にもよりますが「10人の駐妻の方がいたとすると、7~8割の方が再就職を決めている印象」と話す担当者もいます。

駐妻/駐在妻とは、パートナーの方の海外赴任や海外留学に帯同する女性たちのこと。

多くは、仕事を辞めて配偶者として同行するケースが一般的です。離職期間は数年から、長い方で10年以上におよぶこともあります。

これまでの常識で考えると、離職期間がこれだけ長い人材の方が再就職を決めるのは、非常に難しい印象がありますよね?

しかし、Waris社内での直近のマッチング状況を見てみると、30~40代の駐妻女性が、次々に再就職を決めています。

金融機関やコンサルティング会社でのリサーチ業務や、各種企業のバックオフィス(管理部門)業務、グローバルな環境でのプロジェクトマネジメント業務など。

語学力を含むコミュニケーションスキルの高さや、いわゆる「地頭の良さ」が求められる職種において、特に採用されるケースが多く見受けられます。

今回は、駐在妻の方が中途採用や転職市場で人気がある理由についてまとめてみました。

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▼目次
人気の理由1:駐妻/駐在妻には高学歴・ハイキャリアが多い
人気の理由2:駐妻/駐在妻の語学力
人気の理由3:未知の環境でのアンラーニングの力

 

人気の理由1:駐妻/駐在妻には高学歴・ハイキャリアが多い

再就職を決めた駐在妻の方々のプロフィールを見てみると、大卒・総合職として大手企業でキャリアを積んでこられた方が少なくないことに気づきます。

10年前後の会社員経験があったうえで、30歳前後で渡航された方が中心です。

学生時代やキャリアの初期を通じて獲得した「考える力」や「仕事を推進する力」「チームで働く力」は、多少の離職期間で衰えるものではありません。

こういった社会人としての基礎力の部分が、中途採用市場においても高い評価につながっている面があります。

人気の理由2:駐妻/駐在妻の語学力

中途採用市場で人気を集める駐在妻の方々は、離職期間もただ漫然と過ごしているわけではありません。

例えば、英語を勉強してTOEICで満点のスコアを出すような方もいますし、MBA関連の書籍を読んでいたという人もいます。

時間を活かして、実際に現地の大学や専門学校で学ばれていた方もいます。

つまり、仕事を通して様々な「学び」をされているんですね。

特に、日常会話からビジネスレベルまでこなせるような英語力は、中途採用市場においては十分に魅力的な材料になります。

もともと語学が得意だったという方は、海外駐在経験を機にさらにレベルアップされています。

人気の理由3:未知の環境でのアンラーニングの力

30~40代の中途採用市場においては、新しい環境へ飛び込んで能力発揮できる柔軟性や臨機応変さが求められます。

駐在妻の方々は、突然のパートナーの転勤や留学により未知の環境に飛び込んで、ゼロから生活を作り上げてきた経験を持っています。

そこでは、意識的あるいは無意識的に「アンラーニング=これまで知識や価値観を手放す」ことの連続だったはず。

そのせいか、転職活動に成功される駐妻さんは初対面で会っても感じがよく、コミュニケーションスキルも総じて高いのが特徴的です。

こうした人間的魅力が、面接場面において企業側の高い評価につながっています。

 

いかがでしょうか?

こうやって考えてきてみると、仕事上のブランク(=離職期間)があったとしても、駐在妻の方々が人気を集める理由がよくわかります。

こうした優秀な駐妻の方々が、離職期間の長さを理由に、仕事の機会が得られないのは大変もったいないことです。

ブランクもキャリアの一つ。

Warisは、そんな女性たちの再就職を応援する存在でありたいと思います。

再就職にご関心のある駐在妻の方々は、ぜひWarisワークアゲインへお越しください!

 

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