小1の壁で退職するのは後悔するかも?前向きにキャリアを見直す方法
「小学生になる子どもとの時間を増やしたい」
「子どもの勉強を見てあげたい」
など、お子さんの小学校入学時に働き方を見直す女性が増えています。
いわゆる「小1の壁」で退職することに悩む方も多いものの、ひょっとしたら後悔する可能性もあるかもしれません。
この記事では、小1の壁に直面した時に考えるべきポイントや、キャリアを見直すため方法について紹介します。
▼目次
1. 小1の壁で退職した場合のメリット
2. しかし、退職後に後悔する可能性も
3. 退職するのは本当に子どものためなのか?
4. 仕事の終わらせ方とつなげ方
5. 子どもの成長はキャリア見直しのタイミング
1. 小1の壁で退職した場合のメリット
子どもとの時間を確保できる
小1の壁で退職するメリットの一つは、子どもとの時間を確保できること。
働きながら子どもの成長を見守ることはなかなか難しいものですが、退職することで子どもとの関わりを深めることができます。
学校行事や運動会など、子どもの大切な瞬間に立ち会うことができるでしょう。
また、家庭での時間も充実させることができ、子どもとのコミュニケーションを大切にすることができます。
子どもの成長を見守りながら一緒に過ごす時間は、親子の絆を深める絶好の機会ですね。
子どもの学校生活への対応が楽に
小1の壁で退職した場合、子どもの学校生活への対応が楽になるというメリットもあります。
仕事を続ける場合、子どもの学校行事や学校からの連絡に対応するのが難しいこともありますが、退職することでその負担を軽減することができます。
また、学校からの連絡や宿題などにも時間をかけることができるため、子どもの学習サポートも充実させることができます。
これにより、子どもの学校生活をより豊かにサポートすることができるでしょう。
2. しかし、退職後に後悔する可能性も
小1の壁で退職することにはメリットがありますが、一方で後悔する可能性もあります。
まずは経済的な不安です。退職後は収入が減るため、生活費や子どもの教育費などに不安を感じることもあるでしょう。
また、退職すると社会との接点が減ります。
仕事を辞めることで、同僚や上司との関係が薄れ、社会的なつながりが減るかもしれません。これにより、母親自身の孤独感や自己肯定感の低下を感じることもあるでしょう。
3. 退職するのは本当に子どものためなのか?
「子どもが新しい環境に慣れるまでサポートしたい」
「子どもの勉強をそばでサポートしたい」
現在の仕事を辞める決定をしたときに、本当にそれが子どものための決断なのかを、冷静に考えてみてください。
子どものサポートは他の家族でも十分可能だということはありませんか?
お子さん自身が自立していて、それほどサポートを必要としていないということはありませんか?
本当は、お子さんのためではなく、環境を変えたい自分のためということはないでしょうか?
そうであれば、自分自身の問題として退職を決断した理由をもう一度見直してみましょう。
ご自身として納得できる形でキャリアの選択をしていないと、あとから「こんなはずではなかった・・・」と後悔することにもなりかねません。
4. 仕事の終わらせ方とつなげ方
責任感が強く仕事にまい進してきた女性ほど、突然階段から降りたくなる衝動に駆られるもの。
それが小1の壁のタイミングと一緒になることは少なくありません。
けれども、年数を経て再び階段を登るのはエネルギーを必要とします。
完全にキャリアの階段を降りてしまうのではなく、登るスピードを緩める、段差を小さくするなどして、細くても働き続ける方法を考えてほしいと思います。
そして、退職を考えた本当の理由を考えてみましょう。
そろそろ卒業してもよいと思っていた・・ということはありませんか?
「自分なりに実績を出してきた」
「ほかのメンバーに引き継げる状況にある」
「本当はほかにやってみたい仕事がある」
こういった思いが心の奥に眠っていることがあります。
仕事を辞める理由を整理し、自分なりに「区切り」をつけておきましょう。自分が納得できていれば、前向きな次のキャリアパスへとつながります。
5. 子どもの成長はキャリア見直しのタイミング
入学、受験などの子どものライフイベントは、親にとってもキャリアを見直すいい機会になります。
3年後、5年後、子どもが成長した時に、自分はどうありたいのか?パートナーや職場の上司・クライアントとも相談しておくとよいでしょう。
数年ごとに真剣に考える機会があるのは、ある意味貴重なことです。
子どもがいるから何度もキャリアを見直すことができる。育てられているのは親のほうかもしれません。
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