再就職は人生の一大プロジェクト!再就職をするまでにしておくべき4つの準備とは?【多様性発信プロジェクト #14】

仕事をしながら出産・子育てをするのは想像以上に大変なこと。自分の時間は以前よりも持てないし、子供を長時間他人に預けるのは良くないのではないか?もう仕事辞めたいな!と悶々としながらも両立を続けている方は少なからずいらっしゃると思います。一方で、家庭の事情で離職し、家族ケア中心の生活になると、社会とのつながりを感じられずストレスを抱えてしまう。家族のことも大事だけれど、自分自身の人生や仕事に対する悩みは常につきないものですね。一度離職を経験した人にとっての再就職は、精神的に高い壁として大きくはだかります。再就職にチャンレジし、工夫しながらも、キャリアの再構築をしているWarisメンバーからのエピソード。春、育児休職から復職をしたばかり、仕事を続けながら家庭ケアを頑張っている方にも、どうやって家族を巻き込み、マインドセットを図っていくのか?参考になる記事をお送りします。
#多様性発信プロジェクト


こんにちは。株式会社Waris人事チーム兼マーケティングチームの篠原です。今日は、離職期間を経て再就職をするまでにしておくべき4つの準備についてお話したいと思います。

私の簡単な経歴について触れさせていただきます。私は大学を卒業後、商社に就職しましたが、夫の転勤のタイミングで退職し、その後6年間は夫の海外駐在に帯同しました。帯同期間中は英語講師の資格を取ったり、時差を利用して翻訳の仕事を請け負ったりその時にできることをしながら育児をメインに奮闘する日々でした。帰国して第三子が1歳になるタイミングで、海外滞在中は叶わなかったフルタイムでの再就職を目指して活動し、現在は株式会社Warisで人事兼マーケティング担当として働いています。

再就職は当事者にとっては人生の一大プロジェクト!

ブランクを経ての再就職というのは、言葉にすると文字通り「再度、就職をする」というシンプルなことのように聞こえると思います。しかし実際は、再就職への道筋を立て様々な準備をし、実際に就職活動をおこない、就職後は周囲(特に家族)を巻き込んで新生活に適応していくという、当事者にとっては人生の一大プロジェクトと言っても過言ではありません。
それでは、このプロジェクトを成功に導くために必要な準備とは一体何なのでしょうか?

再就職に向けての4つの準備とは?

① なりたい自分像を持つ

再就職を成功させるプロセスでは、スキル不足の壁、家庭問題の壁など、様々な壁にぶち当たります。そのような壁に対峙した時に、「なりたい自分像」を常に目標においておくとその壁を乗り越える原動力になると思います。
私の場合は、「子どもたちが社会人になった時に、働くことに希望が持てる社会にしたい!」というのが確固たる信念であり、私を突き動かす原動力になっています。娘たちが社会人になった際に、性別を理由に働き辛さを感じることがないような社会になっていてほしい。そして止むを得ずキャリアブランクができてしまった場合でも、社会的評価を落とさずにワークフォースに戻れる社会であってほしい。そのために、母である私が再就職を成功させ、離職前よりも社会から認められる存在になることを体現したいと本気で考えています。

なりたい自分像という軸を持つことで、様々な壁に当たって仕事を続けることに迷いが出たときにその軸をぶらさないことで軌道修正をすることができます。

② 家庭ケア責任を1人で抱え込まない 

再就職を検討するにあたって誰もが考えること、それは「自分が再就職をすることで家庭に負担をかけるのではないか」ということです。離職以降、専業主婦をされてきた方は、これまでほぼ全ての家庭ケア責任を負っていたその責任感の強さから、自分が仕事に時間を割くようになると、家庭に迷惑がかかると思いがちです。
しかし、果たして家族に迷惑がかかったり、家庭内での自分の負担を置きなおすことは悪いことなのでしょうか?

例えば、子どもが小学校に進学すると生活リズムを見直しますよね。子どもの通学時間に合わせて早く起きたり宿題のチェックをすることを「自分にとって迷惑なこと」と考える方は少ないと思います。もう1つの例として、配偶者が転勤した際に転勤地で新生活の設営をするために、家探しをしたり子どもの習い事を探しなおしたりすることについて「自分にとって迷惑なこと」とは思わないのではないでしょうか。家族の環境の変化に合わせて自分が適応するよう努めることは、家庭を共に営む家族としてとても自然なことだと思います。

何が言いたいかというと、再就職をすることで家族がある程度の生活の調整を強いられることはお互い様なので、引け目に感じすぎないでほしいということです。
これまでの生活との変化の調整を、再就職をしてからいざ家族にお願いすると、自分も新しい仕事を覚えることと家庭ケア責任の分担や移行の難しさの両方のプレッシャー自分がパンクしてしまうので、再就職を検討する段階から予め家族に相談し、少しずつ想定される生活スタイルの変化に適応してもらうようにしましょう。

③ 頼れる環境を整える 

再就職を成功させるまでのプロセスでは様々な壁にぶち当たると先程申しましたが、対峙するであろう壁をある程度予測し、対策を準備しておくことで冷静に対処できます。
私の場合は、3人の子どものケアが最大の壁だったため、再就職前に実家のすぐ近くに引越しし、いざとなった時に子どもたちのケアを依頼できる環境を整えました。
また、近所で同時期に再就職をしたママ友と子どもを預け合ったり、習い事を同じにして子どもたちだけで通ってもらい親の送迎の負担を減らしたりと日々助け合っています。

実家が遠方で頼る先がない場合でも、保育園の確保だけではなくベビーシッターサービスに登録しておく、病児保育について調べておく、就学児がいるご家庭の場合は近所に住む同級生のご家庭と仲良くなっておくなど、いざとなった時に頼れる先を複数もっておくと安心です。

④ 慎重になりすぎない 

再就職に向けて第一歩を踏み出すことはとても勇気がいることです。先程申したように、家族を巻き込みながら、「自分がどう生きたいか」ととことん向き合う人生の一大プロジェクトです。その第一歩がとても重いのは当然だと思います。

しかし、再就職に最適な時期というのはお子さんの人数や年齢、介護の必要性や配偶者の転勤有無など人それぞれ異なるうえに想定しきれないものもあるため、まずは慎重になりすぎず思い立った時には一歩を踏み出していただきたいと思います。ブランクを経ての再就職では、一歩を踏み出さないと見えてこないことがたくさんあるからです。

週3回の時短でスタートしたけれど自分には物足りなかったのでフルタイムに挑戦したい、配偶者が実は家事をすることに負担を感じないタイプで、もっとお願いできそうだからそのぶん仕事に時間を割けそうだ、など予想していたよりもポジティブな面が見えてくる人もいれば、子どもが学童に行きたがらない、家庭ケア責任の移行がうまくいかず負担が減らないなど再就職前に恐れていた事態に陥ってしまうこともあるかもしれません。

挑戦しては失敗も経験し、そこから学んで次の挑戦に活かす、というトライ&エラーでより理想の自分像に近づいていっていただきたいです。

最後に

キャリアブランクを経て再就職をするまでにしておくべき4つの準備、いかがだったでしょうか?
① なりたい自分像を持つ 
② 家庭ケア責任を1人で抱え込まない
③ 頼れる環境を整える
④ 慎重になりすぎない

Warisでは、離職経験のある人たちのお仕事探しのサポートや、ビジネス基礎スキルを学び直すキャリアスクール、またスクール受講生と企業をつなぐミートアップイベントなど、ワークアゲイン人材の再就職支援をしています。

「キャリアというのは一本線の道ではなく、四方八方に広がっていくパッチワークのようなものだと考えるべき、一見キャリアに結び付かない育児や子育てを通じた人間関係や社会との繋がりも含め様々な経験もパッチワーク状につながっていく」と提言している本に感銘を受けたことがあります。出産、育児、介護などの個々の人生経験がキャリアを脅かすリスクではなく、人生にとって素敵なパッチワークの一部として認識される社会になると良いなと切に願います。

そういった社会にしていくためにも、再就職にチャレンジし、出会えた職場で活躍、ワークアゲイン人材の社会的評価を一緒に押し上げていきませんか?

執筆者プロフィール
篠原未来
東南アジアで生まれ、日本と東南アジアを往復する幼少時代・学生時代を過ごす。大学卒業後、商社にて機械営業に従事したのち、配偶者の転勤に伴い離職。中東・アフリカで育児のかたわら翻訳者として活動。帰国後、第三子を出産、1歳になるタイミングでWarisにジョイン。

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