Waris、「男女間賃金格差0.75の解消」に向けたセオリー・オブ・チェンジを発表 ～非正規女性を中心としたリスキリング事業を通じて、インパクト創出を目指す～

【プレスリリース】

■Warisリスキリング事業のセオリー・オブ・チェンジ

■ToC（Theory of Change：セオリー・オブ・チェンジ）作成の背景

現在、日本の男女間賃金格差は0.75となっており（※1）、これは国際的にも大きな格差であり、ジェンダーギャップ指数が低水準に留まる一要因になっています。また、安倍前政権からの官民による様々な女性活躍支援の取り組みにより、日本全体での女性の就業率は確実に改善傾向（M字カーブ改善傾向）にある一方で、女性労働者の約半数は非正規雇用者であり、女性の正規雇用率の低下（L字カーブ）が新たな課題となっています。

弊社では、2018年より非正規雇用や離職中の女性を対象として、学び直しから就業支援までを一気通貫で行う複数のリスキリングプログラム（パートナー企業の共催を含む）を10回以上開催し、累計で1,000名以上（現在受講中の方も含む）の方を支援してまいりました。

2023年より、岸田政権が掲げる「人への投資」方針に沿って、「リスキリング」に関する様々な取り組みが官民あげて始まっており、弊社でも新しい取り組みに着手しています。これらの取り組みを、自社だけで行うのではなく、同じ志を持つ様々な企業や団体と連携しながら行うことで、より大きな社会的インパクト創出を行っていきたいと考えており、関係者がこの事業の意義や目的を共有するために、今回、ToCを作成いたしました。

（※1）令和３（2021）年の男性一般労働者の給与水準を100としたときの女性一般労働者の給与水準は75.2（内閣府）

■今後の取り組み

今後、弊社ではリスキリング事業において以下の取り組みを推進してまいります。

1. リスキリングプログラムの拡充（パートナー企業連携の拡大）
   顧客情報管理（CRM）などを学べる「パスファインダー」やWebマーケティングや広告運用を学べる「アド×キャリ」などの既存プログラムに加えて、新たなパートナー企業との連携強化により、リスキリングプログラムの拡充を図ります。
2. 優良なキャリアカウンセラー人材確保と育成
   非正規女性のリスキリングを成功させる上で大きな鍵となるキャリアカウンセラー人材の確保を行い、これまでのノウハウを活用して育成を強化していきます。
3. テクノロジー活用による規模拡大
   プログラムを大きくスケールさせるためのシステム化や、テクノロジーの活用による効率化、マッチング率の向上に取り組んでいきます。
4. リスキリング人材の採用候補企業に対する啓発
   未経験者やミドル世代が中心となるリスキリング人材の採用増に向けて、採用候補となる企業への啓発を進めてまいります。
5. 補助金やインパクト資金の活用
   より大きなインパクトを創出するため、補助金やインパクト資金（寄付金）など、多様な事業運営資金の確保を模索していきます。

▼本プレスリリースPDFはこちらからご覧ください
https://info.waris.co.jp/230523_ReskillingToCrelease

■株式会社 Warisについて（https://waris.co.jp/）
エージェント事業、リスキリング事業、ソリューション事業を通じて、すべての人の『自分らしい人生（Live Your Life）』を応援する人材サービス企業。
ビジネス系フリーランス女性と企業とのマッチング事業「Warisプロフェッショナル」を主軸として、女性役員の紹介サービス「Warisエグゼクティブ」や仕事に直結する学び直し（リスキリング）を支援する「Warisリスキリング」などを展開。
ご登録女性数は約26,000名、顧客企業約2,000社。（2023年4月末現在）

＜会社概要＞
・本社所在地 : 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目7 　神田カドウチビル8F
・設 立 : 2013年4月
・代 表 者 : 代表取締役 米倉史夏、田中美和、河京子（※共同代表）
・事業内容 : 人材サービス、有料職業紹介事業。各種多様な生き方・働き方に関するセミナー、イベント等の企画・開催・運営

【お問い合わせ】
株式会社Waris　広報担当（松本）　pr@waris.co.jp ／ 03-5577-5957