女性の復職に必要なスキルとは? 経済産業省「未来の教室」実証事業の成果が報告されました
昨年8月から今年1月にWarisが参画した、経済産業省「未来の教室」(新しい学びの社会システム)の、実現に向けた実証事業「女性復職支援事業」の成果が経済産業省のHPにおいて公開されました。
本実証事業の目的は、子育てや介護で離職した女性が復職する際に必要とされるスキルの特定や、それらを踏まえたうえでの学びなおしプログラム策定、また、女性復職支援事業の継続・展開のポイントの把握をメインとするもので、その成果は次年度以降のビジネスベースでの女性復職支援事業のあり方や課題に対する解決策の検討に活かされます。
この取り組みの中で、Warisは女性復職支援事業にビジネスベースで参入する実証機関の一つとして、求人ニーズの高い事業領域に特化した3つの支援コースを提供し、人材の掘り起こしから“お試し就業”を通じた就職までワンストップの支援を行いました。
3つの支援コースとは、ベンチャー企業のバックオフィス職、ホテル業界の各職種、RPA関連プロジェクトへの復職をそれぞれ目指すもので、Warisは支援実証期間中に計29名の就職を実現し、これらの企業群へのマッチングノウハウを確立。将来に向けた受入先企業の母集団の拡大に貢献しました。
また全体の成果として、「復職時に必要なスキル」を、基本的スキルの習得等を前提としたうえで「自身を客観的に認識し受け止める力」、「学び取る力」、「“とりあえずやってみる”力」と策定するなど、学びなおしプログラム策定や女性復職支援事業継続のポイント把握においても就業実現の事例に基づいた検討がなされました。
Warisが2016年から取り組んできた「Warisワークアゲイン」のノウハウが活かされたこの度の成果を踏まえて、今後も女性復職支援事業の展開に努めてまいります。
「女性復職支援事業」の成果について詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.learning-innovation.go.jp/verify/detail/c0036