フリーランスの広報・PRとして独立する方法【スキルを活かして自由に働くには?】

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「広報・PRのスキルを活かして、もっと自分らしく働きたい」
「出産や育児などのライフイベントを経ても、キャリアを停滞させたくない」

企業広報(PR)はやりがいが大きい反面、会社の「顔」として突発的な対応も多く、労働時間も長くなりがちです。ライフイベントとの両立に悩み、「このままでは望むキャリアを築けないかも」と不安を感じる方も少なくありません。

しかし、フリーランスという働き方を選べば、会社員時代に培った専門性を活かしながら、時間や場所に捉われずにキャリアを継続することが可能です。

本記事では、フリーランス広報(PR)として独立する方法、具体的な仕事内容、そして企業が今フリーランスを求めている理由について解説します。

広報・PRフリーランスのお仕事紹介


▼目次
1. 企業はフリーランス広報(PR)を求めている!
1-1. フリーランス市場はどうなってる?
1-2. フリーランス広報を求める企業はどんなところ?

2. フリーランス広報(PR)の仕事内容
3. フリーランス広報になる方法
4. フリーランス広報の実例

5. フリーランス広報(PR)のメリット・デメリット
5-1. フリーランス広報のメリット
5-2. フリーランス広報のデメリット

6. 会社員として培った広報(PR)のスキルを活かそう


1. 企業はフリーランス広報(PR)を求めている!

広報フリーランス

会社勤めをしていると、フリーランスの広報と出会う機会は少ないかもしれません。

しかし、昨今のフリーランス人口の増加と共に、広報業務をフリーランスにアウトソーシングする会社も増えています。まずは、市場の傾向を整理してみましょう。

フリーランス市場はどうなってる?

現在国内のフリーランス人口は増加の一途をたどっており、人口増加の要因はクラウドソーシングやシェアリングエコノミーなど、テクノロジーを活用した新たな仕事と、人とのマッチングの仕組みが生まれていることにあります。

これによって、フリーランスの活躍領域は飛躍的に広がっています。

対して企業側はというと、「フリーランス人材を活用して業務をアウトソースしている企業の割合」は全体の2割弱、「現在は活用していないが、今後の活用を検討している」という企業が3割強、「現在活用しておらず、今後の活用も検討していない」という企業が約半数となっています。

しかし、同じ経済産業省の資料によると、フリーランスを導入済みの企業のアンケートでは「今後(フリーランスの)活用を減らしていく」と回答した企業は1社もないのだそうです。

現段階では、フリーランス人口の増加と企業側の活用実態には、まだ少し乖離があるようですが、企業側のフリーランスに対する認知度の増加とともに、活用企業も増えていくことでしょう。

フリーランス広報(PR)を求める企業はどんなところ?

スタートアップこそ、広報のポジションが重要です。

広報活動により会社の信用力を向上させたり、採用力が増した企業やリード獲得に繋がった事例は多く見られます。

また、超創業初期でも消費者向けのサービスで、特にブランドイメージが重要な事業領域や炎上リスクがある、過激な事業や手法をとる場合などは広報が重要となってきます。

ですが、広報は必ずしもすぐに効果がでるわけではありません。大手とは違いリソースが限られているスタートアップ企業は、広報専任者を採用するのは悩ましいところ・・

このことから、スタートアップとフリーランス広報との相性が良いと考えています。

創業初期から広報の専任者がチームにいれば、より高い効果が期待できると分かっていながらも、コスト面からもフルタイムでの採用は難しい、そんな時にフリーランスの広報人材を活用するという選択肢があります。

週5日、毎日顔を合わせなくても、適切なコミュニケーションを取る時間を持ち、毎月の目標をお互いに擦り合わせていくことで、良い結果が出ることでしょう。

2. フリーランス広報(PR)の仕事内容

フリーランスの広報・PRに求められる業務は、企業の規模やフェーズによって様々ですが、主に以下の2つに大別されます。

① 戦略設計(上流工程)
特に広報担当者がいないスタートアップや中小企業から求められる役割です。

・経営課題や事業戦略に基づいた、広報/PR戦略全体の立案
・ブランディングの方向性策定、キーメッセージの開発
・メディアリレーションズの戦略構築(ターゲットメディアの選定、関係構築プラン)
・危機管理(クライシス)対応のマニュアル策定

② 実務実行(下流工程)
広報部門のリソース不足を補うために依頼される、具体的な実行業務です。

・プレスリリースの企画、作成、配信
・メディアキャラバン、メディアピッチング(記事化・掲載の提案)
・記者発表会やイベントの企画、運営
・取材対応、窓口業務
・SNS運用、オウンドメディアの記事作成

会社員時代に、戦略立案(上流)から実務(下流)までの一連の流れ(「縦」の経験)を積んでいると、フリーランスとして提案できる業務の幅が広がり、単価アップにも繋がりやすくなります。

3. フリーランス広報(PR)になる方法

晴れてフリーランスの広報・PRとして活動を開始しても、安定的に仕事を得ることは最初の関門です。主な仕事獲得の方法としては、以下のようなものが考えられます。

人脈の活用:
前職の同僚や取引先、知人など、これまでのキャリアで築いた人脈から仕事を紹介してもらうケースです。信頼関係がベースにあるため、スムーズに案件に繋がりやすいメリットがあります。

自身の営業活動:
ポートフォリオサイトやSNSで実績を発信したり、興味のある企業に直接アプローチしたりする方法です。積極的に動くことで、希望する案件に出会える可能性があります。

クラウドソーシングサイトの利用:
単発のプロジェクトや短期間の業務委託案件が見つかることがあります。実績作りの一歩としても活用できます。

フリーランス専門エージェントの活用:
自分に合った案件を探す手間を省き、営業活動を代行してくれるエージェントも有力な選択肢です。

特に、営業活動に慣れていない方や、安定的に案件を獲得したい方にとっては、フリーランス専門エージェントの活用が効果的です。

Warisパートナーでは、会員登録いただくことで、広報・PR関連の非公開案件を含むお仕事の検索・応募が可能です。

ご経験やご希望に合いそうなお仕事がある場合は、フリーランスのサポート経験が豊富なキャリアカウンセラーが、キャリアアドバイスと共に具体的なお仕事をご紹介します。

Warisパートナーは仕事の紹介だけでなく、企業との条件交渉のサポートや、契約後のフォローアップも行っていますので、安心して専門業務に集中できる環境づくりをお手伝いします。

広報・PRフリーランスのお仕事紹介

4. フリーランス広報(PR)の実例

フリーランス広報になるとしても心配なのは、本当に案件があるかどうか・・

Warisで実際にご紹介しているお仕事実例を元に、フリーランス広報の仕事にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

■ 街づくりや地方再生を手掛ける企業での広報・PR戦略担当
業務内容:プレスリリース作成、メディア持ち込み、SNS運用、自社サイトの管理等
月間稼働時間:64~96時間
ワークスタイル:完全リモートワーク

■ NPO団体での広報責任者
業務内容:広報部全体の事業統括や他部署との連携、チームマネジメント
月間稼働時間:100~160時間
ワークスタイル:出社必須日あり(リモート可)

※こちらの仕事情報は募集を終了しています。現在、応募可能な広報×フリーランスのお仕事情報はお仕事情報の一覧・検索よりご覧いただけます。

5. フリーランス広報(PR)のメリット・デメリット

活躍している先輩方のお話を聞くと、とても魅力的に感じるフリーランスの広報。

最後に、フリーランス広報のメリットとデメリットを見ていきましょう。

フリーランス広報のメリット

① ライフイベントに合わせた柔軟なキャリアを築ける

最大のメリットは、働く時間や場所を自分でコントロールできることです。

女性のキャリアは、出産・育児・介護などのライフイベントに大きく左右されます。キャリアは一直線の「はしご(ラダー)」ではなく、上にも横にも斜めにも進める「ジャングルジム」と捉えることが重要です 。

フリーランスは、まさにこの「ジャングルジム型キャリア」を実践しやすい働き方です。育児中は稼働を抑え、子どもが手を離れたら再び稼働を増やすなど、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えられます。

会社員時代に懸念されがちな「マミートラック」(育児中の女性が意図せずキャリアアップから外れてしまうこと)とは無縁に、専門性を磨き続けられる点は大きな魅力です。

② 業務に集中し、専門性を高められる

企業に所属していると、担当外の仕事や社内の人間関係に悩まされることがあります。フリーランスなら、広報という専門業務そのものに集中し、スキルを深めていくことができます。

フリーランス広報のデメリット

フリーランス広報に限った事ではありませんが、フリーランスとして働くということは収入が安定しないことがあります。

良くも悪くも自分次第。頑張ったら頑張っただけ収入に結び付いていくかもしれませんが、何かあって全く仕事ができなくなったりすると、収入は0ということもあります。

その結果、収入面を安定させようとつい働き過ぎてしまうなんてことも・・

会社員と違ってカレンダーに休日がないため、自分自身をしっかりマネジメントすることがとても大切です。

先ほど少し前でもお話ししましたが、フリーランスを実際活用している企業は、まだあまり多くありません。フリーランス広報というカテゴリーも企業・世の中に浸透しきっていないため、仲間がいなく孤独を感じてしまうこともあるかもしれません。

そして孤独以上に困るのが、仕事が見つけにくいということです。そんな時は一人で悩まず、フリーランスエージェントのWarisパートナーを活用してみてください。

Warisがあなたを全力でサポートします。

6. 会社員として培った広報(PR)のスキルを活かそう

今回はフリーランスの広報について、現在活躍されている先輩のお話、市場の動向、メリット・デメリットなどを見てきました。

フリーランスは、時間や場所に拘らず、自分のペースで自由に仕事をすることができます。出産や育児などで大好きな仕事を諦めないでください!

ぜひ、会社員として培った「広報」のスキルを活かして、フリーランスとして活躍してみませんか?

広報・PRフリーランスのお仕事紹介

 

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▼参考記事:広報・PRの業務委託にフリーランスが最適な3つの理由
https://waris.co.jp/15235.html