保育園見学の電話で失敗したら?入園不承諾になったらどうする?

「保育園見学の電話で失敗したらどうしよう」
「入園不承諾通知を受け取ってしまったらどうしよう・・・」

こういった悩みをお持ちではありませんか?保活中のそんな切実な悩み、痛いほどよく分かります。

この記事では、保育園見学の電話で気をつけるべきポイントや、万が一、入園不承諾となってしまった時に、諦めず次の一歩を踏み出すための方法と選択肢をご紹介します。


1. 保育園見学の電話で失敗しても諦めない

保育園を選ぶうえで欠かせないのが「園見学」です。

保育園は子どもが長い時間を過ごす場所。安心して預けられる施設かどうか、ぜひご自身の目で確かめてください。

認可保育園や認定こども園などの場合、入園の審査を行うのは自治体です。

しかし、実際に足を運ぶと、年度途中で転勤する人が多く空きが出やすいなど、園独自の事情を聞けることもあります。

認可外保育施設の場合、入園の申し込みは直接園とやりとりすることになります。

見学が入園の条件になっている園もありますので、必ず事前に連絡を取り、直接話を聞きましょう。

そして、保育園を見学する最大のメリットは、選択肢が広がること。

遠すぎて毎日通うのが難しいと思っていた園が、実際に足を運んでみると、バスや電車を使えば意外に便利だと分かることもあります。

「園庭のある保育園」にこだわりを持っている方も、園庭のない保育園を見学してみると、実はすぐ近くに公園があり、毎日のように散歩に出かけているという話が聞けるかもしれません。

筆者は、家庭の事情で複数回保活を経験しています。

電話で問い合わせた際には「定員いっぱいです」と言われた認定こども園に、「何とか見学だけでもお願いします」とお願いして足を運び、「実は短時間保育の枠が空いています」と教えてもらって入園できた経験があります。

また別の町で認可保育園を見学した際にも、子どもの預け先に困っている事情を説明したところ、「一時保育室の定期利用」という枠が一部空いていることを教えてもらい、仕事を続けることができました。

点数が足りないと思っても、電話で「定員いっぱいです」と言われても、どうかあきらめず可能性のある保育園を見学し、可能性を広げていただきたいと思います。

2. 入園「不承諾」通知を受け取ってしまったら・・

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複数の園を見学し、書類を整え、できる限りの対策をしても、残念ながら入園「不承諾」通知を受け取ってしまった。

認証保育所も複数見学したけれど、どこも数十人待ちですぐには入園できない・・

特に0~2歳児の保育園事情は大変厳しいため、都市部ではそんなママが少なくないのが現実です。

ですが、ここで覚えておきたいのが「週5フルタイム/認可保育園」だけが選択肢ではないことです。

認可保育園に入園できなくとも、たとえばこんな方法が考えられます。

■ 子どもが幼稚園に入園できる年齢になるまで、保育園の一時保育(お住まいの自治体のHPや子育て支援課で情報収集できます)やファミリー・サポート(市区町村の社会福祉協議会などで運営されていることが多いです)、ベビーシッターなどのサービスを活用しながら仕事を続け、3歳になったら延長保育のある幼稚園を利用する。

■ 専用の一時保育室を持っている保育園の中には、パートタイムや短時間勤務者のための「定期利用枠」を設けている園がある。(直接園に問い合わせてみましょう。空きがあれば見学時に教えてもらえることもあります。) 定員に空きがあれば、週1日~5日、子供を預かってもらうことが可能。

■ 地域によっては、子育て支援センターやNPO団体が独自に一時保育事業を行っており、認可保育園の一時保育より予約が取りやすいことも。(自治体の子育て情報サイトや、直接センターに問い合わせてみましょう。)

■ ファミリー・サポート・センターに登録すれば、民間のベビーシッターサービスよりも手頃な値段で育児を支援してくれる。(まずは、お住まいの市区町村のファミリー・サポート・センターに問い合わせて登録説明会に参加してみましょう。)

■ 首都圏を中心に増えている、託児サービスのあるシェアオフィスやコワーキングスペースを利用する。(インターネットで「託児付きオフィス 〇〇(地域名)」などで検索してみましょう。)

 

こうした様々な選択肢を検討する中で、「今の働き方のままでは、子育てとの両立が難しいかもしれない…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

もし、あなたが働き続けることを望んでいるけれど、時間や場所に制約を感じているなら、これを機に「働き方」そのものを見直してみるのも一つの方法です。

例えば、フリーランスのように時間や場所の柔軟性が高い働き方を選ぶことで、状況が変わることもあります。

「0か100か」ではなく、仕事のボリュームや働く時間を自在に調節できるのが、フリーランスのメリットです。

一見困難に思える状況も、新たな可能性を見出すきっかけになると言えるでしょう。

働き続けることをあきらめず、保活の経験を仕事と育児のベストバランスを見つけるチャンスに変えていきませんか?

 

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