フリーランスから正社員になる選択肢 ~働き方の違いとやっておきたいことは?~

フリーランスとして働く人が年々増加しており、仕事を獲得する際の競争率が高くなってきています。

そういった中で、フリーランスから正社員になろうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、フリーランスと正社員の働き方の違いや、転職する前にやっておきたいことを紹介します。これから正社員を目指そうと検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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▼目次
1. フリーランスと正社員の違い
2. フリーランスと正社員、どちらを選ぶべき?
3. 転職する前にやっておきたいこと
4. まとめ

1. フリーランスと正社員の違い

① 働き方の違い

フリーランスは、自分で働く時間や場所を決めることができます。夜型の人は夜に、朝型の人は早朝に働くこともでき、自宅やカフェなど、自分が好きな場所で働くことができます。いっぽう、正社員は会社が決めた時間帯に会社のオフィスで働くことがほとんどです。

フリーランスになる人は、一般的に自由な働き方を求めている人が多いでしょう。しかし、最近では、正社員でも在宅勤務や時短制度・フレックス制の導入など、様々な働き方が認められるようになってきています。そのため、以前よりも正社員としての働き方が選べる時代になったと言えるでしょう。

また、フリーランスは、請求書の発行や確定申告、未払い代金の回収、営業など、本来メインで行う職務とは別の事務的な作業も発生します。業務外の作業や働き方の変化など、総合的に考えると「正社員の方が良いかも・・」と考え、再就職を検討する人もいるかもしれません。

➁ 収入面・保障面のリスク

フリーランスは自分で仕事を探して収入を得る必要があります。仕事が見つかれば収入が増えますが、見つからなければ当然収入はありません。つまり、フリーランスは常に次の仕事を探さなければならないリスクがあります。いっぽうで、正社員は毎月一定の給料が保証されています。さらに、正社員は会社が提供する福利厚生や社会保障などの保障がありますが、フリーランスは自分でそれらを準備しなければなりません。

こういった収入面・保障面の不安から、フリーランスから正社員への転職を検討することがあります。また、結婚や介護などのタイミングで安定した収入が必要な人は、正社員への転職を検討する場合もあるでしょう。

③ 公私のバランス

フリーランスは自分の時間を自由に使えるので、仕事とプライベートのバランスを自分でコントロールできます。しかし、仕事が多ければ多いほど収入が上がるため、適度な休息を取ることが難しい傾向があります。

いっぽう、正社員は固定の労働時間があるため、仕事とプライベートの切り替えがしやすいですが、残業が多い場合はストレスが溜まるケースもあります。

2. フリーランスと正社員、どちらを選ぶべき?

① 自分の価値観を尊重する

まずは、自分がどう働きたいか、どんな生活をしたいか、どんな目標を持っているかを改めて考えてみましょう。自由に働きたい人や、いろんな場所で働きたい人はフリーランスが良いかもしれません。安定した収入や安心感をより重視する人は正社員が向いているでしょう。どちらも一長一短がありますから、自分の価値観や目標に合わせて選んでみてください。

➁キャリアパスに必要なスキルを考える

フリーランスは自己管理能力や交渉力、新しい仕事を見つける能力が必要ですが、正社員はチームで働く能力や会社のルールを守る能力が求められます。

例えば、企業側から見ると、フリーランスには「一匹狼」というイメージがあるため、組織にフィットせずに孤立してしまう可能性があります。また、フリーランスがプロジェクトを動かすような立場に就くことは少ないため、マネジメント経験を積むためには正社員として現場で働くことがスムーズです。

さらに、企業側からは「社内の人間関係でうまくやれなかったからフリーランスになったのでは?」などの疑問が持たれる可能性があります。

つまり個人としての技術が高くても、企業側は組織の一員として働けるかどうかを重視します。フリーランスとしてのスキルと組織にフィットする能力のバランスが重要であることに注意しましょう。

③ フリーランスの経験がどのように役立つか

フリーランスとして働くことで、自分で仕事を見つけたり、自分の時間を管理するスキルを身につけることができます。これらのスキルは、正社員になっても役立つでしょう。また、フリーランスとして働く経験は、自分自身を理解するための良い機会になります。

ただ、「フリーランスをやっていました」とだけ言っても、それだけでは相手に正確に伝わりません。自分がフリーランスとして働いた経験や能力を、どのように仕事で活かせるかを伝えることが大切です。その能力が志望する企業で必要とされるものであれば、採用される可能性は高くなるでしょう。

3. 転職する前にやっておきたいこと

正社員になると、安定した収入や社会保険などの福利厚生を手に入れることができますが、自分の働き方やアイデアを自由に実現することは難しく、会社の方針やルールに従う必要があります。面接を希望する際には、フリーランスから正社員になりたい理由を明確に説明しましょう。

また、企業側がフリーランスに抱く懸念の1番大きなポイントが、集団・組織に馴染めるかどうか。いくら個人のスキルが高くても、企業としての枠外にはみ出されては組織として成り立ちません。「フリーランスに戻ってしまうのではないか」という懸念もあるため、今後も企業に貢献する意志を明確に示す必要が出てくるでしょう。短期で仕事を辞めない意欲をアピールする姿勢が大切です。

4. まとめ

フリーランスと正社員、どちらが自分に合っているかは、自分の価値観、目標、スキル、ライフスタイルによるところが大きいでしょう。自由に働きたい人にはフリーランスが、安定感を求める人には正社員が良いかもしれません。

自分に最適なキャリアパスを見つけるためには、まず自分自身をよく理解することが大切です。自分の強みや弱み、好きなこと、嫌いなことをリストアップしてみると良いでしょう。

自分に合った働き方を見つける旅は、自分自身を見つける旅でもあります。一歩一歩、自分らしい働き方を見つけていきましょう。

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