個人事業主で仕事がない時の6つの対処法
クライアントからの連絡が途絶え、カレンダーに空白が広がる。個人事業主なら誰しもが経験する、先の見えない不安な時間。収入の心配はもちろん、「自分のスキルはもう通用しないのかもしれない」と、孤独感に苛まれてしまうこともあるでしょう。
しかし、この予期せぬ空白期間は、キャリアを見つめ直すための貴重な「余白」なのかもしれません。キャリア理論には「計画された偶発性」という考え方があり、人生の8割は偶然の出来事によって決まると言われています。
この記事では、そんな「仕事がない時」を乗り越え、次なるチャンスに変えるための具体的な対処法と心の持ち方をご紹介します。
1. 「強み」を再定義し、職務経歴書・ポートフォリオを更新する
2. 「ジャングルジム型」の視点でキャリアの幅を広げる
3. 戦略的な副業・リスキリング期間と捉える
4. あえて“アウェイ”に身を置く「越境体験」をしてみる
5. クラウドソーシングサイトを利用する
6. フリーランス向けエージェントを利用する
個人事業主が仕事がない時の対処法

1. 「強み」を再定義し、職務経歴書・ポートフォリオを更新する
仕事がない時期は、自身の市場価値を再点検する絶好の機会です。単に実績を並べるだけでなく、以下の3点を意識して「選ばれる」書類へアップデートしましょう。
「ついやってしまうこと」から強みを掘り起こす:
才能は無意識の習慣に隠れています。友人や家族に「私の得意なことって何?」と客観的な意見を聞いたり、自己分析ツール「クリフトンストレングス®」を活用して、自分の資質を言語化しましょう 。
「ひかえめ」な表現を卒業する:
「~を学んだ」という過程ではなく、「~を実現した」という実績を定量的にアピールします。
「ライフラインチャート」で過去を俯瞰する:
紙とペンを用意し、これまでの充実度の変化をグラフ化してみてください。ずっと続けている「好き」なことが、次の仕事の武器になるはずです。
2. 「ジャングルジム型」の視点でキャリアの幅を広げる
仕事がない時こそ、これまでの専門領域に固執せず、横や斜めに移動する「ジャングルジム」のような柔軟なキャリア形成を意識しましょう。
上流工程にチャレンジする:
実務作業だけでなく、企画立案や戦略策定などの「上流工程」を視野に入れましょう。一連の流れを経験することで、人材価値が飛躍的に高まります。
リスキリングで新しい武器を持つ:
生成AIなどの最新テクノロジーを学び、今のスキルと掛け合わせることで、これまでリーチできなかった案件への応募が可能になります。
「パーツモデル」を探す:
理想のロールモデルが一人で見つからなくても、複数の人の「良い部分」をパーツとして取り入れ、自分だけの働き方を構築しましょう。
3. 戦略的な副業・リスキリング期間と捉える
目先の収入確保はもちろん大切ですが、この期間を「未来の収入アップのための投資」に変える視点を持ちましょう。
市場ニーズの高い領域を狙う:
BtoBマーケティングなど、需要に対して提供者が少ない「希少性(レアさ)」のある分野を副業に選ぶと、高単価での受注に繋がりやすくなります。
あえて未経験領域へ「キャリアシフト」する:
自身のやりたい想い(Will)を軸に、新しいスキルを組み合わせて転職や独立の方向性を微調整するのも手です。
アンラーニング(学習棄却)を意識する:
過去の成功体験や「こうあるべき」という知識を一度手放し、素直な気持ちで新しい学びを吸収することで、変化の激しい市場に適応しやすくなります。
4. あえて“アウェイ”に身を置く「越境体験」をしてみる

仕事がない時に人と会うのは億劫かもしれません。しかし、そんな時だからこそ、普段の仕事(ホーム)から一歩出て、全く違う環境(アウェイ)に身を置く「越境体験」が、新たな視点をもたらしてくれます。
私たちWarisの代表も、会社員時代にプロボノ活動へ参加した際、本業の環境では気づけなかった「言語化能力」という自分の強みを周囲から教えられ、大きな自信につながった経験があります。
業界のイベントに参加するだけでなく、興味のあるオンラインコミュニティを覗いてみる、ボランティアに参加してみる。まずはいつもと違うカフェで作業するだけでも立派な越境体験です。思いがけない出会いや自己発見が、次の仕事の種になります。
5. クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトは、個人事業主が仕事を見つけるための有効なプラットフォームです。
■ 手順
1. 複数のクラウドソーシングサイトに登録する
2. プロフィールを充実させて、強みをアピールする
3. 小規模な案件から始め、評価を積み重ねる
4. 定期的にサイトをチェックし、案件に素早く応募する
最初のうちは小規模な案件を中心に応募、あるいは確実に納品できる案件のみに集中し、信頼を高めていきましょう。毎日、定期的に新着案件をチェックする習慣を作ることも欠かせません。クライアントからのフィードバックを受けた後は、徐々に大規模や長期の案件にチャレンジしてみてください。
6. フリーランス向けエージェントを利用する
専門的なスキルを持つ個人事業主の場合、エージェントを通じて仕事を見つけるのも効果的です。
■ 手順
1. 専門分野に特化したエージェントを探す
2. 複数のエージェントに登録して機会を増やす
3. 面談でスキルや希望をしっかり伝える
4. フィードバックを元に改善点を把握する
エージェントは市場の需要と個人事業主のスキルをマッチングする専門家。そのネットワークと知識をうまく活用することで、自力では見つけにくい案件にアクセスできる可能性があります。
Warisは、女性向けフリーランスマッチングを手がけて10年以上の実績があります。稼働ボリューム多めの案件で安定的な収入確保も可能なので、ぜひチェックしてみてください。
Waris|女性のためのビジネス系フリーランスエージェント
https://waris.jp/lp/f/index.html
変化の波を乗りこなし、自分らしいキャリアを築こう
ある学者は「キャリアにアップもダウンもない」と言いました。仕事がない時期は、キャリアの停滞ではなく、まるでジャングルジムを横や斜めに移動するような、次への準備期間と捉えることもできます。
無理に計画を立てようとせず、時には偶然の流れに身を任せてみる。そんなキャリアドリフトの考え方も、心を軽くしてくれるはずです。
何より大切なのは、自分自身を責めないこと。心と体をしっかり休ませながら、この期間を乗り越えた先にある新しい景色を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。
【 あわせて読みたい 】
・個人事業主でお金がたまらない問題~税金貧乏にならないためには?~
・個人事業主(自営業)の産休育休~理不尽な保育園探しの実情~
▼株式会社Warisでは一緒に働く仲間を募集しています
私たちの働き方
募集要項
▼Warisへ会員登録を希望する個人のお客様
パートナー登録はコチラ
