新ビジョン「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」に込めた想い~共同代表・河インタビュー~
先日のプレスリリースでお知らせした通り、約半年間の見直しプロジェクトを経て、Warisは新しいスタートを切りました。
[ プレスリリース ] Waris、コーポレートアイデンティティーを刷新 ~「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」~
ビジョンミッションの見直しプロジェクトをリードした共同代表の河に、新たに策定したビジョン・パーパス・バリューへの想いや、関連する施策、今後の展望などを中心にインタビューを行いました。
(ご参考記事)
・突然ですが、『今』Warisのビジョンミッションを見直そうとしています。
・「ミッション」から「パーパス」へ!Warisビジョンミッション見直しのその後 ~共同代表・河 インタビュー
Q:新しいコーポレートアイデンティティーへの想いやこだわりを教えてください
この先の未来を想像しながら、「こうありたい」という想いをビジョン・パーパス・バリューで言語化することを大切にしました。蓋をあけてみたら、共同代表の3人をはじめとしてメンバーみんなの想いが言語化されたものになったと感じています。
このあたりは前回のブログでも話したのですが、そんなに突拍子もないものにはならず、落ちつくべきところに落ちついたものになりました。大きな変化や驚きの要素が少なかったところは個人的には少し残念な部分もあったんですけど(笑)、一連のプロセスを通して、シェアード・バリューというか、未来がこうあったらいいなという共通の想いが既にメンバー一人ひとりの中に根付いている組織だったことを改めて実感できたことで、これで良かったんだ!と思ってます。
新しいビジョンである「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」でこだわったポイントしては、肩に力を入れすぎずに、自然体であるがままでよい、というイメージ。
今を否定しないで、いったん現状として受け止めつつ、未来に想いを馳せる。必ずしもガツガツ頑張らなくてもよくて、自分の中にある「こうあらないと」や「こうしないと」から離れて、「すべての人に、自分らしい人生を」送ってほしい、という想いを込めました。
そんなイメージを少しでも感じていただければうれしいです!
バリュー(行動指針)である「WARIS」のあいうえお作文は、今回のプロジェクトのファシリテーターを努めていただいた富田さん(@ys_tomita)からの提案でした。行動指針については、メンバー全員が共通の言葉として語ることができる、わかりやすいシンプルなものにしたかったということもあり、メンバーの反応もよかったことから正式採用となりました。
Q:ブランドデザインも大きく刷新しましたが、どのような意図があったのでしょうか?
ビジョン・パーパス・バリューの変更に伴い、社内だけでなく対外的にも新しくアップデートしたWarisを伝えるために、ロゴやコーポレートサイトなどを含めたブランドデザインを刷新しました。
これまでのブランドデザインも気に入っていたんですけど、創業から6年、次のフェーズに移るWarisを、お客様やマーケットに対してわかりやすく伝えつつ、より大きなインパクトをもたらすためには、言葉だけでなく、ビジュアルも変えた方がいいという富田さんからの提案もあり、背中を押されました。
デザインで表現したかったこととしては
- 働き方から生き方へ
- ネガティブからポジティブへ
という2つのこと。
2013年の創業からこれまでは、とかくネガティブに捉えられることが多い女性の働き方をどうにかしたい、という想いから「新しい働き方を創る」ことを目指してやってきました。しかし、この6年間で日本社会における「働き方」に関する環境や考え方は大きく変わり(その社会の変化に微力ながらも貢献できたと信じています!)次のステージにステップアップする時期を迎えていると感じていました。
働き方だけでなく、生き方までを含めた価値を創造できる企業でありたい、そしてネガティブな状況を解決するだけでなく、より「自分らしく」ポジティブに選択をする人を応援できる企業でありたい、そんな想いを込めました。
そんな私たちの意図を、富田さんと今回のアートディレクターである濱田さん(@mizuumi.design)を中心に素晴らしいものにしていただきました。正直デザインができあがるまではいろいろ考えてドキドキしてたんですけど、全体のトーンや色味なども含めて、こうだったらいいな、と思っていたことがほぼ実現されていて、とても満足しています。
Q:新しいビジョン・パーパス・バリューをより広めていくために、どのようなことをやっていますか?
社外向けの施策としてまずは、ブランドデザインの刷新、およびコーポレートサイトのリニューアルを行いましたが、並行して人事部門や社内コミュニケーションのプロジェクトチームが中心となり、社内向けについても既にいくつかの施策を行っています。
1つめはビジョン共有のための社内ワークショップを実施したこと。
新しいビジョン・パーパス・バリューをまずは社内に公開し、メンバー自身の「Live My Life」を見つめなおしつつ、メンバー同士で共有する時間をつくりました。単なる言葉としてではなく、ビジョンを「わがごと化」するためのファーストステップだったと捉えています。
2つめは、新たにOKRの仕組とシステムを導入したこと。
これまでも目標設定や評価の仕組みは試行錯誤しながらやってきていて、直近はOKRとMBOの中間くらいの内容でやっていました。OKRについてはここ数年で導入する企業も増えてきており、メリット・デメリットについても様々な意見があると思うのですが、今回、実は最初からOKRという手法ありきというよりは、「Live Your Life」を社内にシェアするための仕組みとシステムを検討していった結果、OKRになった、というのが正直なところです。
Warisはリモートワークが基本ということで、どうしてもお互いの目標や活動が見えずらくなる傾向があります。そのため、「誰がどんな業務にフォーカスしていて、いまどういう状況なのか?」「どんなサポートが必要なのか?」「会社全体やチームで目指している方向」をできるだけ見える化することが必要だと考えており、そのための手法を検討していった結果、OKRの仕組みとシステムがベターだろうという結論になりました。
OKRのシステムを導入したことで、以前よりも「管理されている感」がでたという現場の声も少しあったんですけど、ボードメンバーの意図としては管理したい訳じゃなくて、目標や活動の「見える化」により、お互いを応援し支援しあえる組織をつくりその結果としてメンバー一人一人の「Live Your Life」を実現するとともに、日々の活動を通じて社会に「Live Your Life」を増やしていくこと、にあります。
なので、OKRが最終形態だとは全く思っていませんし、システムも含めて手法はこれからも試行錯誤していこうと思っています。
3つめはピアボーナスの導入です。
1~2年前からピアボーナスやりたいよね、という会話は社内ででていたのですが、このタイミングで導入することにしました。ピアボーナスについては、社内に相互賞賛の風土を作ると同時に、今回導入したバリューである「Wish(伝える)」、「Action(行動する)」、「Respect(認めあう)」、「Involve(巻き込む)」、「Speed(早める)」、そして「わかごと化」を普段の活動に意識的に落とし込んでいくためのツールと位置づけています。
導入から約2ヶ月経過しましたが、ほぼ毎日、メンバー同士でコインが飛び交っている状況が生まれ始めています。私もたまーにメンバーからコインもらうんですけど、やっぱりうれしいんですよね(笑)
この他にも、1on1をはじめとする各種コミュニケーション施策の見直しや、人事制度の一部改定なども行っています。このあたりはまた別の機会に紹介したいと思いますが、これからもメンバーと一緒に試行錯誤しつつ、新しいビジョン・パーパス・バリューが自然と共有されている状態にしていきたいなと考えています。
Q:これからの事業展望を教えてください
創業からの主力サービスである「Warisプロフェッショナル」や「Warisワークアゲイン」などの【ジョブマッチング事業】が柱であることは変わりないのですが、それらに加えて、【ライフキャリアサポート事業】や【メディア・リサーチ・コンサルティング事業】の領域でも新しいサービスの提供にチャレンジしていきます。
この数年で、働き方改革への理解やフリーランスの認知が劇的に高まってはいるものの、女性と企業双方にまだまだ多くの課題があると思っています。その中でも、私たちがいま注目しているのは、フリーランス女性のネクストキャリア、循環型経済におけるHRのあり方、いわゆる駐在妻のキャリア断絶問題などなど。
これらの課題について「働き方から生き方へ」、「ネガティブからポジティブへ」ということを念頭におきつつ、Warisらしい価値提案ができる新たなサービスを提供していく予定です。
Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。
新しいビジョン実現へ向けて、これからのWarisにどうぞご期待ください!
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