フリーランスの広報・PRとして独立する方法【スキルを活かして自由に働くには?】
「広報(PR)の仕事でフリーランスになれるかな?」
いまは会社員として勤めているけれど、フリーランスのような自由な働き方にも憧れる人が年々増えています。
フリーランスというと、クリエイティブ系や IT 系と言った専門職の人のものと思われがちですが、広報の仕事でもしっかりフリーランスとして活躍できます。
そこで今回は、フリーランスの広報(PR)として働くための方法をお伝えしますね。
▼目次
1. 企業はフリーランス広報(PR)を求めている!
1-1. フリーランス市場はどうなってる?
1-2. フリーランス広報を求める企業はどんなところ?
2. フリーランス広報(PR)の仕事内容
3. フリーランス広報になる方法
4. フリーランス広報の実例
5. フリーランス広報(PR)のメリット・デメリット
5-1. フリーランス広報のメリット
5-2. フリーランス広報のデメリット
1. 企業はフリーランス広報(PR)を求めている!
会社勤めをしていると、フリーランスの広報と出会う機会は少ないかもしれません。
しかし、昨今のフリーランス人口の増加と共に、広報業務をフリーランスにアウトソーシングする会社も増えています。まずは、市場の傾向を整理してみましょう。
フリーランス市場はどうなってる?
現在国内のフリーランス人口は増加の一途をたどっており、就業者の7%、約440万人と言われています。(リクルートワークス研究所より)
フリーランス人口増加の要因は、クラウドソーシングやシェアリングエコノミーなど、テクノロジーを活用した新たな仕事と、人とのマッチングの仕組みが生まれていることにあります。
これによって、フリーランスの活躍領域は飛躍的に広がっています。
対して企業側はというと、「フリーランス人材を活用して業務をアウトソースしている企業の割合」は全体の2割弱、「現在は活用していないが、今後の活用を検討している」という企業が3割強、「現在活用しておらず、今後の活用も検討していない」という企業が約半数となっています。
出典:2017 経済産業省「雇用関係によらない働き方」に関する研究会 報告書
しかし、同じ経済産業省の資料によると、フリーランスを導入済みの企業のアンケートでは「今後(フリーランスの)活用を減らしていく」と回答した企業は1社もないのだそうです。
現段階では、フリーランス人口の増加と企業側の活用実態には、まだ少し乖離があるようですが、企業側のフリーランスに対する認知度の増加とともに、活用企業も増えていくことでしょう。
フリーランス広報(PR)を求める企業はどんなところ?
スタートアップこそ、広報のポジションが重要です。
広報活動により会社の信用力を向上させたり、採用力が増した企業やリード獲得に繋がった事例は多く見られます。
また、超創業初期でも消費者向けのサービスで、特にブランドイメージが重要な事業領域や炎上リスクがある、過激な事業や手法をとる場合などは広報が重要となってきます。
ですが、広報は必ずしもすぐに効果がでるわけではありません。大手とは違いリソースが限られているスタートアップ企業は、広報専任者を採用するのは悩ましいところ・・
このことから、スタートアップとフリーランス広報との相性が良いと考えています。
創業初期から広報の専任者がチームにいれば、より高い効果が期待できると分かっていながらも、コスト面からもフルタイムでの採用は難しい、そんな時にフリーランスの広報人材を活用するという選択肢があります。
週5日、毎日顔を合わせなくても、適切なコミュニケーションを取る時間を持ち、毎月の目標をお互いに擦り合わせていくことで、良い結果が出ることでしょう。
2. フリーランス広報(PR)の仕事内容
広報の仕事とは、単に商品や企業の宣伝業務だけではありません。企業の活動や商品を広く認知してもらい、ブランドイメージを高める、企業と社会をつなぐ役割があります。
具体的にはプレスリリースの作成、各メディアとのネットワーク作り、取材対応や危機管理対応などを担います。
広報の仕事はPR業務や、マネジメントに関わった経験が活かせる職種です。
3. フリーランス広報(PR)になる方法
いざ、フリーランスの広報になったとしても、仕事がなければ働くことはできません会社員時代の繋がりを駆使しても、すぐに仕事をもらえるかは分かりません。
自分自身での営業活動での仕事の獲得は波があり、限界を感じる人が少なくないでしょう。
また、活動をする場所(地域)によっては、フリーランスの人材に仕事を頼む企業自体が多くないという現状もあります。
そこで注目して欲しいのがエージェントの活用です。
Warisパートナーとして会員登録いただくと、お仕事の検索、応募はもちろん、非公開案件のご紹介も可能となります。
ご紹介できそうなお仕事がある場合は、フリーランスのサポート経験を豊富に持つキャリアカウンセラーが、ご経験や強みの確認キャリアアドバイスをさせていただき、実際にお仕事をご紹介させていただきます。
Warisパートナーは仕事の紹介はもちろん、報酬交渉も任せることができます。また、仕事が決定した後のアフターサポートも充実!安心して、広報の仕事に集中できます。
4. フリーランス広報(PR)の実例
フリーランス広報になるとしても心配なのは、本当に案件があるかどうか・・
Warisで実際にご紹介しているお仕事実例を元に、フリーランス広報の仕事にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
■ 街づくりや地方再生を手掛ける企業での広報・PR戦略担当
業務内容:プレスリリース作成、メディア持ち込み、SNS運用、自社サイトの管理等
月間稼働時間:64~96時間
ワークスタイル:完全リモートワーク
■ NPO団体での広報責任者
業務内容:広報部全体の事業統括や他部署との連携、チームマネジメント
月間稼働時間:100~160時間
ワークスタイル:出社必須日あり(リモート可)
※こちらの仕事情報は募集を終了しています。現在、応募可能な広報×フリーランスのお仕事情報はお仕事情報の一覧・検索よりご覧いただけます。
5. フリーランス広報(PR)のメリット・デメリット
活躍している先輩方のお話を聞くと、とても魅力的に感じるフリーランスの広報。
最後に、フリーランス広報のメリットとデメリットを見ていきましょう。
フリーランス広報のメリット
まず、フリーランス広報の1番のメリットともいえるのが、時間や場所に捉われず働けることです。
特に女性の場合は、仕事がライフイベントに左右されてしまうことがあります。会社員として産育休や時短などを利用するという場合、制度には守られますが、企業によっては部署異動やマミートラックに陥ってしまうことも・・。
ですが、部署移動とは無縁のフリーランスという道を選択した場合、自分の好きな広報の仕事を続けることができます。
フリーランスは、ライフイベントが女性のウィークポイントとならない働き方、とも言えるでしょう。
広報の仕事に限らず、全ての会社員に言えることですが、企業に所属していると担当外の仕事や人間関係に悩まされることがあります。
フリーランスなら、広報の仕事そのものに集中することができる点も、メリットに感じられるのではないでしょうか。
自分自身をしっかりマネジメントすることで、興味のある仕事ややってみたい仕事を、思う存分にできるフリーランス広報。とっても魅力的ではありませんか?
フリーランス広報のデメリット
フリーランス広報に限った事ではありませんが、フリーランスとして働くということは収入が安定しないことがあります。
良くも悪くも自分次第。頑張ったら頑張っただけ収入に結び付いていくかもしれませんが、何かあって全く仕事ができなくなったりすると、収入は0ということもあります。
その結果、収入面を安定させようとつい働き過ぎてしまうなんてことも・・
会社員と違ってカレンダーに休日がないため、自分自身をしっかりマネジメントすることがとても大切です。
先ほど少し前でもお話ししましたが、フリーランスを実際活用している企業は、まだあまり多くありません。フリーランス広報というカテゴリーも企業・世の中に浸透しきっていないため、仲間がいなく孤独を感じてしまうこともあるかもしれません。
そして孤独以上に困るのが、仕事が見つけにくいということです。そんな時は一人で悩まず、フリーランスエージェントのWarisパートナーを活用してみてください。
Warisがあなたを全力でサポートします。
6. 会社員として培った広報(PR)のスキルを活かそう
今回はフリーランスの広報について、現在活躍されている先輩のお話、市場の動向、メリット・デメリットなどを見てきました。
フリーランスは、時間や場所に拘らず、自分のペースで自由に仕事をすることができます。出産や育児などで大好きな仕事を諦めないでください!
ぜひ、会社員として培った「広報」のスキルを活かして、フリーランスとして活躍してみませんか?
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https://waris.co.jp/15235.html